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東北森林管理局

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    小学生を対象とした森林教室の実施について(鰺ヶ沢町 舞戸小・西海小)


      津軽森林管理署では、津軽白神森林生態系保全センターと連携して、鰺ヶ沢町内の小学校(舞戸小・西海小)の4年生、5年生の児童を対象に森林教室を行っています。
      この森林教室は、除伐作業の体験を通じて地元の産業である林業への理解を深めること、広葉樹林の散策を通じて世界自然遺産白神山地や自然環境について学習する場として実施しているものです。
      9月10日(火曜日) は 舞戸小学校 4年生 43人、9月11日(水曜日) は 西海小学校 4年生 17人と5年生 22人で体験林業や広葉樹林の散策を行いました。

      9月10日は、心配された台風は遠く去り、青空の広がる良い天気のもとで実施できましたが、翌日の11日は、一転して雨模様となり、内容を変更して実施しました。
      その様子を、学校ごとに紹介いたします。

    舞戸小学校 (9月10日)

      開会式の様子です。
      津軽森林管理署 次長のあいさつに続き、当日の流れや作業にあたっての注意事項をお話しました。
      しっかり聞いて ケガしないようにね。


      午前中の様子です。
      除伐作業に行く班と北限の天スギの見学(測樹体験) の班に分かれます。
      はぐれないでついて来てね~。
      約30分したら交代します。

     
      作業にあたっての「お手本」(上) と児童の作業の様子 (下) です。
      最初は、恐る恐る細い木を慎重にノコギリで切っていましたが、だんだん慣れてくると太い木が切りたい ! となってきました。


      天スギの見学 (上) 、測樹の体験 (中) 、答え合わせ (下)
      スギの木を「輪尺」という「ノギス」のような器具を使って太さを測ります。
      高さは、目安となる8mの竿を使って目測で測ります。
      さて、北限の天スギの高さと太さは?


      お昼を挟んで、午後からは「白神の森 遊山道」の散策を楽しみました。
      8班を、右周り4班、左回り4班に分けて散策しました。
      大きな空洞になっているのに なぜ生きているのかな?


      クマが登った時につけた「爪痕」を見ている様子です。


      このきれいな花は何?
      葉っぱが似ている山菜と間違って食べると大変なことに…


      みんなが飲んでいる水は どこから来るのかな?
      水源について説明しています。



    西海小学校 (9月11日)

      天気予報だと、午前中は何とか持ちこたえそうだったのが…、前日の晴天から一転して「雨」となってしまいました。
      小雨決行としていましたが、時折雨が強く降る天気、刃物を使っての作業、しかも雨で足元が滑りやすくなっていることから、児童たちの安全を考え、除伐作業を止めて、午後に予定していた「白神の森 遊山道」の散策を午前中に、午後は、くろもり館をお借りして、白神山地の四季とそこに生きる植物、昆虫、動物の生態を紹介したDVDの放映と、津軽白神森林生態系保全センターが 哺乳類調査のために設置している「センサーカメラ」の紹介などを行いました。

      開会式の様子です。
      くろもり館をお借りして行いました。
      雨だったので、みんな カッパ を来ています。
      作業を楽しみにしていた児童もいて、こちらも残念でした。


      案内看板を使って、散策するコースと見学のポイントを説明しています。
     

      散策スタートです。
      雨の日にしか見ることのできない風景を探しに行こう~


      大きな空洞になっているのに なぜ生きているのかな?
      代わりばんこに空洞に入ってみました。
      入口は狭いが 中は広いぞ!


      ブナの木の根っこを観察しています。
      雨の日にしか見ることのできない「樹幹流」について説明しました。
      「樹幹流」降った雨が、葉から枝、枝から幹を流れて行く様子のこと


      自然の不思議、ブナの木の根もとが ゾウさん に見えます。
      昨年の散策で児童が見つけました。
      子供の観察力はすごいです。


      みんなが飲んでいる水は どこから来るのかな?
      水源について説明しています。


      お弁当の時間を楽しんでDVDの放映


      みんなが散策を楽しんでいる間、休憩で使わせてもらった くろもり館 に センサーカメラ を3台設置し動画を撮影しました。
      撮影された動画を見ている様子です。


      白神山地周辺に設置したセンサーカメラで撮影された動物について紹介しています。
      講師は、津軽白神森林生態系保全センターが務めました。
      白神山地には様々な動物が生きていて、その動物たちを観察することで、自然環境の変化を調べることができることを説明しています。



    あとがき

      天候に恵まれ順調に日程をこなした学校と、雨のため 当日の朝に急遽 日程を変更した学校と対応が分かれてしまいました。
      今回、晴れの日バージョンと雨の日バージョン、2つのパターンができたこと、当日の天候により臨機応変に対応することができたこと、のプラス思考で乗り切れました。

      4年生、5年生の児童にとって、林業の体験はどんなものだったでしょう。
      私事ですが…、子供が小さい頃 (小学校入学前) の話しです。
      戦隊ものの ◎◎レンジャー (何レンジャーか忘れました)の変身前のヒーロー (赤) が、小学生くらいの男の子に問いかけます。
      ヒーロー (赤) 「お父さんの仕事は?」
      男の子「営林署、森を守る仕事をしてるんだ ! 」
      ※森林管理署が、まだ「営林署」 だった頃です。
      きっと、この男の子にとって、お父さんはヒーローだったんだと思います。
      どれほどの職員が勇気づけられたことか、20数年も前のことですが鮮明に覚えています。
      制作した番組スタッフのみなさんに感謝します。
      この仕事が、子供たちのヒーローになれるように もう少し頑張ります。



    お問合せ先

    津軽森林管理署

    ダイヤルイン:0172-27-2800
    FAX番号:0172-27-0733