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東北森林管理局

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    インターンシップの受入れについて



      今年度、津軽森林管理署では、東北森林管理局からの要請で 大学生 (院生) のインターンシップを受け入れる事になりました。
      募集人数は 2名、期間は、8月26日(月曜日) ~ 8月30日(金曜日) までの5日間です。
      当署では、3年連続して 大学(院) 卒の職員が配置になっているほか、20代の若手職員が多いことから、若手職員が業務に励んでいる姿をインターン生に見てもらうことで、お互いが刺激になって相乗効果が生まれれば と前向きに考えたところです。
      最終的な受入れ人数は、なんと募集人数の 3倍 ! 、6名となりました。森林・林業への関心の高さが伺えるとともに、受入れ側の責任の大きさ感じたところです。
      期間中に実施した内容は、局・署の事業概要、森林計画制度、造林、収穫調査(搬出計画)、生産請負現場、管内の製材工場等の視察、白神山地の保全管理 (レク森、貸付) 、治山工事現場の視察、一部業務の体験、最終日はインターン生の取りまとめの時間のほか、若手職員を交えて意見交換を行いました。
      その様子の一部を写真で紹介します。

    初日の様子
      東北森林管理局からの管内概要と入庁案内の説明に続いて、当署の管内概要、今年度の事業概要や取組を説明。
      その後、局計画課から、森林計画制度 の説明を行いました。
      写真は、局の管内概要を説明している様子です。
     
     
    2日目と3日目は、人の手を加えることでの森林管理・資源の循環をキーワードとして説明、体験、視察を行いました。
    2日目の様子
     ◎ 保育(下刈)、一貫作業(伐採から植付)での低コスト化、渓畔林を設ける事で急激な環境の変化を抑える取組などを説明しました。


     ◎ 国有林と民有林との境界管理について説明している様子です。


     ◎ 伐採する木の数量を把握するための調査(収穫調査)について、職員の説明の様子(上)とインターン生の体験の様子です(下)。
        説明しているのは、採用1年目の職員です。


     ◎ 伐採した木を、どのようなルートで道路に運ぶか について、インターン生に考えてもらいました。
         一人一人が図面にルートを描き、なぜこのルートをつけたが発表してもらいました。
         写真は、職員の説明の様子です。


    3日目の様子
      午前中は、生産請負箇所の視察を行いました。
     ◎ 現地の概要、作業の概要、職員としてどのような業務行っているのか について説明しました。


     ◎ 請負事業体の方からは、伐採から搬出までの作業の流れを説明してもらいました。
        安全に作業を行うためにどのような事に気を付けているか話をしてもらいました。


     ◎ 搬出された丸太がどのような規格で選別されるか説明を受けている様子です。


    午後からは、伐採・搬出された丸太が、どのように利用されているか について、管内の工場を視察しました。
     ◎ 広葉樹加工工場で製品の説明を受けている様子です。


     ◎ バイオマス発電工場で丸太を燃料のチップにするチッパーの説明を受けています。


     ◎ 針葉樹製材工場で説明を受けている様子です。
        この工場では、家電製品などの梱包材を専門に扱っています。


      案内を担当してくれた方からは、資源の循環(地産地消)、地域への貢献(地元採用)、きめ細かい注文への対応など、独自の取組で他の工場との差別化を図っていることなどを熱く語って頂きました。
      インターン生らは、この2日間で川上から川下へのつながりについて理解を深めた様子でした。  

    4日目の様子

      4日目は、人の手を加えない(自然の推移)森林管理、国有林の利用、国民の安全・安心がキーワードとなります。
      白神山地の保全管理についての説明と現地での巡視業務、国民参加の森林づくり(遊々の森)、地元住民が国有林を利用する制度(共用林野)、山地災害復旧のための治山事業実行箇所の視察を行いました。
      
     ◎ 暗門地区「世界遺産の径 ブナ林散策道」は、世界自然遺産、レクリエーションの森、貸付地となっています。
        関係機関との連携(巡視活動など)や協議会を設置して保全管理を行っている状況を説明し巡視業務を行いました。
        また、昨年話題になった「マザーツリー」の保全活動なども紹介しました。


     ◎ 地元住民が国有林を利用する制度(共用林野、分収造林)について、現地で説明している様子です。


     ◎ 崩壊地の土石が、下流域の住民や施設への被害を及ばさないための治山工事箇所を視察しました。
         ドローンを飛行させ、災害地の概況調査への活用など、当署での活用事例を紹介しました。  


      この4日間、インターン生への説明にあたり、国有林職員として どのような心構え(使命感)を持って職務を行っているか について丁寧に説明を行いました。
      インターン生は、熱心にメモを取ったり積極的に質問して国有林の業務について理解を深めようとする様子が見受けられました。

    最終日の様子

      
      最終日は、インターン生がこの4日間で感じたことを取りまとめする時間と、局・署の担当者、森林官、若手職員が意見交換をする時間を設けました。
      意見交換の前に、森林官から、松くい・ナラ枯れ被害への取組について、東北局の広報誌 みどりの東北8月号「森林からの手紙」を参考に話してもらいました。
      その後、インターン生から期間中の体験で感じたことを話してもらい、意見交換を行いました。
      インターン生からは、以下のような感想や次回につながる意見を頂いたところです。
         国有林の現場を見ることができて良かった。
         自分の研究分野を より深く学べて良かった。
         森林管理をきめ細かく行っていることを理解した。
         外部とのつながり、人と人とのつながりの大切さを感じた。
         もっと業務を体験する時間が欲しかった。
         現場で職員が働いている姿を見たかった。

      若手職員からは、入庁するまでの自分の経験などを話してもらい、インターン生の不安解消に一役買いました。
      自然が相手の仕事でありながら、人と関わる分野も多いことから、良いこと悪いこと様々な経験をすることになること。
      採用後の生活、転勤、持ち家などの話にもなり、ベテラン職員の経験などをお話させて頂いたところです。
      この5日間、ケガや体調を崩す学生もなく、無事に終了したことを報告します。

    あとがき

      学生たちがインターンシップを受けるにあたり、それぞれ目的を持って臨んだことと思います。
      受入れ側として作成したカリキュラム、職員の説明、現地での体験を通じて、どのくらい その目的に答える事ができたのか…、その成果は来年度以降になります。
      県庁のインターンシップや林野庁本庁でのインターンシップを経験・予定している学生もいるようで、これらの機会を通じて、森林・林業への理解を深め、興味を持って頂き、是非とも東北森林管理局の職員として活躍して頂ければと思っています。

    あとがきのあとがき
      インターンシップをしていて思い出したことがあります。
      ほかの署で、小学生を対象とした森林教室を実施して、森林の役割や林業についてお話をした時のことです。
      森林教室が終わってから担任の先生から「山というのは、遠くにあって変わらずにそこにあるものと思っていたが、きちんと人の手が入って管理していることを改めて理解した」との感想を頂きました。
      みんながこのように思ってくれることを目指して頑張ります。


    お問合せ先

    津軽森林管理署

    ダイヤルイン:0172-27-2800
    FAX番号:0172-27-0733