下湯ダム「森と湖に親しむつどい」が開催されました(令和3年7月13日)
令和3年7月13日(火曜日)に青森市、東青地域県民局地域整備部、青森森林管理署の共催により「森と湖に親しむつどい」が青森市の下湯ダムで開催され、青森市立篠田小学校4年生54名が参加しました。
このイベントは、国民の皆様に森林や湖に親しんでいただくことで、心と体をリフレッシュしながら、森林やダム、河川等の重要性について理解を深めていただくことを目的としています。
林野庁と国土交通省では、毎年7月21日から7月31日までを「森と湖に親しむ旬間」として定めており、ダムでのイベントは当旬間の活動の一環として、平成3年度から青森市内の小学生を対象に実施しています。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりましたが、今回は十分な感染対策をとったうえで行われました。
- 開会式
下湯ダム管理所駐車場で開会式が行われた後、東青地域県民局地域整備部の職員から、下湯ダムの役割と働きについて説明がありました。子供たちは、青森駅近くにあるアスパムと同じくらい(約70 m)の高さがあるダムの大きさなどに驚きながら説明を聞いていました。また、「ダムを造るお金はどこから出ているのか」「ダムの水がなくなったらどうなるのか」等、たくさん質問をしていました。
- 下湯ダムについて説明
その後バスに乗って移動し、洪水吐を見学したり、ダム探検をして水力発電施設を見学したりしました。
- ダム見学をする子供たち
ダム見学の後は、当署の職員による森林教室と丸太切り体験を行いました。
森林教室では、森林の働きと林業について紙芝居を用いて説明をしました。説明の中で、子供たちに葉っぱをラミネートして作ったカードを配布しました。そのカードの色ごとに、植林から下刈、間伐、主伐までの一連の林業の活動についての紙芝居のお手伝いをしながら学習してもらいました。
- 森林教室
丸太切り体験では、のこぎりを使って直径10 cmほどのスギの丸太を一人一人切っていきました。切る作業は大変でしたが、子供たちは一生懸命に、楽しみながら切っていました。
- 丸太切り体験
最後に記念植樹を行い、クラスの代表者の手でナナカマドが植えられました。閉会式では、児童からお礼の言葉が述べられました。
- 記念植樹
- 閉会式
青森森林管理署では、子供たちが森林や湖などの自然に親しみ、理解を深める取組を推進していきます。
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