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東北森林管理局

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    米代東部森林管理署(令和2年6月)

    鹿角の食と文化

    地域統括森林官長崎博行

       私が勤務する花輪・八幡平合同森林事務所がある秋田県鹿角市は、青森県、岩手県、秋田県が接する北東北の中心に位置しています。高速道路を利用すると、青森市から約1時間、盛岡市から約1時間、秋田市からは約2時間30分で訪れることが出来ます。
    花輪森林事務所(花輪・柴内担当区)は、鹿角市内の旧尾去沢町と旧花輪町、旧八幡平村の一部を含めた約9千7百HAの国有林を管轄し、また八幡平森林事務所は旧八幡平村の約1万4百HAの国有林を管轄しています。
    この4月で、私は3年目の勤務となりました。八幡平森林事務所を事務取扱で担当していることもあり、毎日が様々な案件への対応で、まだまだ勉強させてもらっています。思えば、以前に森林官として勤務したのは20年以上前の平成6年10月から
    平成10年3月までの期間で、当時の神戸営林署箕面森林事務所以来となり、この間に発生した平成7年1月の阪神淡路大震災を思い出します。
    さて、ここでいずれも1300年の歴史を誇る観光名所を紹介します。
    1尾去沢鉱山は、鉱脈型銅鉱床と呼ばれ脈状の銅鉱脈を採掘した鉱山でした。尾去沢鉱山では、これらの坑道、採掘跡を一般に公開した施設で、貴重な産業遺産が多く残されており、歴史を見て、知って、体験できる観光鉱山です。かつては日本3

    大銅山の一つとして繁栄し、長らく日本の産業界を支えました。(近代化産業遺産)
    2花輪ばやしは、鹿角市の夏の終わりを告げる行事となっており、日本三大ばやしの一つに数えられています。毎年8月19、20日に開催され、豪華絢爛な10台の屋台が数々のお囃子を奏でながら、華やかな踊りとともに花輪町内を未明まで練り歩きます。(ユネスコ無形文化遺産、国指定重要無形民俗文化財)
    3大日堂舞楽とは、鹿角市の八幡平小豆沢地区にある大日霊貴神社(オオヒルメムチジンジャ、通称大日堂)で、毎年正月二日に金色の面をつけて舞う「五大尊舞」など7種類の舞楽が奉納されます。(ユネスコ無形文化遺産、国指定重要無形民
    俗文化財)

    このように歴史深い独特の文化を持つ鹿角ですが、十和田八幡平の豊かな大地が育んだ郷土色豊かな食もおすすめです。全国的に有名な秋田名物きりたんぽは鹿角が発祥の地と言われており、「きりたんぽ鍋」は地元の家庭料理です。また、鹿角市
    の郷土料理に「けいらん」があります。室町時代から伝わる料理で、クルミと胡椒が入るのは鹿角市のけいらんだけと言われています。そのほか「かづの牛」、「鹿角ホルモン」等々があります。
    残念ながら、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、先に紹介した花輪ばやしの今年の開催は中止と決定したと聞いていますが、住めば都でまだまだ鹿角の魅力を満喫し、探し求めていきたいと思っています。


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    1「史跡尾去沢鉱山」 2「花輪ばやし」の屋台



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    3「大日霊貴神社」