第20回ケーススタディ会議(バイオマス発電所見学会)を開催しました
令和2年10月22日
徳島森林管理署
徳島森林管理署は、平成28年度から徳島県、三好市、そして三好地区の林業事業体で構成する「ケーススタディ会議」を設置し、地域の森林・林業の再生に向けた課題把握と、それらの解決に向けて、民有林と国有林が連携した取り組みを行っています。
この取り組みの一環として、徳島県阿南市辰巳町にある「クラウボウ 徳島バイオマス発電所」の見学会を、10月7日(水曜日)に開催しました。
当日は、ケーススタディ会議のメンバーから11名、徳島森林管理署から3名の計14名が参加しました。
見学会は、まず会議室で徳島バイオマス発電所岩城所長から、徳島のバイオマス発電に参入した目的の中の一つに「地元の林業への貢献」が含まれていることや、工場の操業日数、発電規模等について説明があり、その後発電所の施設見学へと移動しました。
発電所の施設の見学については、見学コース順に所長に案内していただき、ポイントごとに説明をいただきました。40分ほど発電所の見学を行い、再び会議室において、発電所に関する質疑応答等が行われました。
参加者からは、「バイオマス発電の燃料となる木材はどこから調達しているのか」、「燃料として使用している木材はどのような樹種なのか」、「年間のバイオマス発電所の維持費等はどの程度かかるのか」、「大量の木材チップの運搬で地元から苦情などはきていないのか」などの質問が出され、所長より丁寧に回答をいただき、有意義な見学会となりました。
今後もこのケーススタディ会議を通して、現地検討会を開催するなど地域の課題とその解決に向けた取り組みを進めて参ります。
![]() 発電所の概要説明 |
![]() 発電所の見学 |
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施設見学中 | |
![]() 発電所見学後の質疑応答 |
![]() 署長によるお礼の挨拶 |
お問合せ先
徳島森林管理署
ダイヤルイン:088-637-1230
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