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四国森林管理局

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    徳島文理大学短期大学部に林野庁長官の感謝状を贈呈

    令和2年6月24日(水)、徳島文理大学において「国民の森林(もり)づくり推進功労者」林野庁長官感謝状の贈呈式を執り行いました。

    挨拶する川上徳島森林管理署長
    挨拶する川上徳島森林管理署長

     徳島文理大学短期大学部生活科学科食物専攻の学生が、森林保護活動のボランティア団体である「南つるぎ地域活性化協議会」(平井滋(ひらいしげる)会長)と協力し、平成28年から那賀郡那賀町木沢の国有林内において、シカの食害防護柵ネットを設置したり、捕獲された野生シカ肉が有効活用されるよう解体実習やレシピ開発に取り組んできました。学生は毎年シカ肉レシピを考案し、徳島文理大学の学生食堂において定期的にメニューとして提供するなど、若者世代に野生鳥獣被害の現状や対策、シカ肉の利用促進と普及活動を行っています。

     考案されたメニューの一つである「シカ肉シチュー」が、今年1月に「徳島県」が主催する、「阿波地美栄」(ジビエ)料理レシピグランプリにおいて「優秀賞」を受賞しました。

     このような取り組みが評価され、「国民の森林づくり推進功労者」の森林環境保護に顕著な功績があったとして、林野庁長官から木製感謝状が贈呈されることになりました。

    川上署長から感謝状を贈呈
    川上署長から感謝状を贈呈
    木製の感謝状
    木製の感謝状

     贈呈式には、徳島文理大学短期大学部の学生や教職員、南つるぎ地域活性化協議会、そして徳島森林管理署から署長外職員3名の約40名が出席しました。
     感謝状は、昨年短期大学生として現地で食害防護柵ネット設置のボランティア活動や、解体実習を行い、今年同大学の3年生に編入した比嘉梢乃(ひがたかの)さんが代表して受け取りました。
     その後、短期大学部の長尾久美子准教授と来賓の南つるぎ地域活性化協議会の平井会長よりそれぞれご挨拶をいただきました。

    挨拶する長尾准教授
    長尾准教授
    挨拶する平井会長
    平井会長

     長尾准教授は挨拶の中で、「これまで協力いただいた皆様のおかげで感謝状をいただくことができ、今後の励みになります。学生が考えたメニューは学食で好評であり、普段の授業では学ばない体験が出来ました」と述べられました。
     また、平井会長からは、お祝いの言葉とこれまでの活動状況、そして「今後も支援を続けて行きたい」との力強いお言葉をいただきました。贈呈式の後、比嘉さんは多くのマスコミに囲まれ、ネット設置の苦労や、シカ肉の解体は難しかったこと、そして「後輩たちにも、シカ肉の美味しさやありがたみを知って欲しい」と話していました。

    取材を受ける比嘉さん
    取材を受ける比嘉さん
    関係者出席いただいた皆様

      徳島県では野生鳥獣の捕獲を進めており、平成30年度のシカ捕獲数は12,717頭ですが、そのうちシカ肉が有効活用される割合は1割未満で、ほとんどが廃棄されている現状です。このような、徳島文理大学の国有林をフィールドとした森林保護活動が注目され、多くの方々にシカ肉の活用方法を知ってもらい、シカ肉の利活用が拡大することが期待されます。
     徳島森林管理署では、今後も森林環境保護など国民の森林づくりに参加する皆さんを支援してまいります。

    学生食堂の様子
    学生食堂
    シカ肉シチュー
    シカ肉シチュー

    お問合せ先

    徳島森林管理署

    ダイヤルイン:088-637-1230
    FAX番号:088-666-1818