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四国森林管理局

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    三嶺の自然を守る会と連携して森林ボランティア活動を支援しました

    令和2年6月26日
    徳島森林管理署

    令和2年6月21日(日曜日)、特定非営利活動法人「三嶺(みうね)の自然を守る会」(暮石洋(くれいしひろし)理事長)のボランティアによるシカ食害防止柵の設置が徳島県三好市菅生(すげおい)からの旧三嶺登山道周辺で行われ、会員、一般ボランティア、そして徳島森林管理署職員7名を含め30名が参加しました。

     三嶺の自然を守る会は、剣山・三嶺とその周辺山域への登山者や地域住民に対し、環境保全・再生、調査・研究、環境教育などの活動を行い、地域の自然環境と景観の保全を目的とした取組を行っています。同会では、シカの生息数の増加が著しく、シカによる食害被害に対する防護対策は急務であり、その危機的状況を、2009年から食害で荒廃する三嶺の状況の記録報告書を作成し、関係者や行政機関、県民に呼びかけてきました。

    支柱担いで登ります
    支柱を担いで登ります


     ボランティア活動内容は、三嶺のシカ被害防止のために、三嶺国有林27林班で外周50mの食害防止柵3基を新たに設置しました。作業はまず、支柱を打ち込み、支柱に沿って防護網を張っていきます。その後、支柱が倒れないように気を付けながら、支柱と地中に打ち込んだ杭をロープで固定していきました。

     参加者は3班に分かれて作業を行い、ネットの設置経験のある者をそれぞれの班に配置することで、互いに教え合いながら作業を進めることが出来ました。

    外周に支柱を打ち込んでいきます 支柱に沿ってネットを張ります
    外周に支柱を打ち込んでいきます
    支柱に沿ってネットを張ります


     今回、食害防止柵の支柱には、新たに徳島県那賀郡那賀町の製材所で開発されたスギ材による2段継ぎ支柱を試験的に使用しました。小型・軽量化であるこの支柱は参加者にも好評で、今回のような人肩運搬を伴う箇所に適しており、また環境に優しい木材製品で、わずかですが木材利用にも貢献出来るなどの利点があります。試験的な製品で今後改良される点はありましたが、部材数が少なく、設置も簡単なことから、さらなる普及が期待されます。

     当日は梅雨期ではありましたが、天気に恵まれ、約2時間で無事に作業を終えました。

    作業を終え下山
    作業を終え下山


     当署からは、シカ食害防止柵の設置経験のない若手職員が中心となって参加し、実際の作業を通して設置方法を学ぶことが出来ました。今後も、ボランティア団体と連携して食害防止柵設置など、シカ被害対策に取り組んでまいります。

    ボランティアの皆さんと記念撮影
    ボランティアの皆さんと記念撮影

    お問合せ先

    徳島森林管理署

    ダイヤルイン:088-637-1230
    FAX番号:088-666-1818