6 国有林野を活用した民間活動への新たな支援 

 国有林野を活用し、自然再生や生物多様性の保全等に取り組むNPO、森林環境教育に携わる教育関係者等への支援活動を強化することを目的とし、平成16年4月に、「森林環境保全ふれあいセンター」を全国10か所に新設しました。
 各センターでは、原生的な自然が残る保護林や、森林とのふれあいの場として多くの人に利用されている都市近郊林などをフィールドにして多様な活動を行っています。
 自然再生や生物多様性の保全等を進める活動では、里山の植生調査、渓流魚のモニタリング調査、減少傾向にある地元特有の植生の再生などに支援しています。森林環境教育を進める活動では、地元中学生を対象にした間伐などの林業体験、安全作業などの実習を行う森林ボランティアリーダー養成講座の開催、樹木の種類について学習するコースの設定などを行っています。
森林環境保全ふれあいセンターの位置図
森林環境保全ふれあいセンターの位置図
保護林における渓流魚のモニタリング調査への支援
森林づくりを支援するためのボランティアリーダー養成講座の開講
森林づくりを支援するためのボランティアリーダー養成講座の開講


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