地球サミットから10年目の節目となる平成14年(2002年)、8月26日から9月4日にかけて、南アフリカのヨハネスブルグにおいて、191か国から政府関係者、NGO関係者等が参加して「持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)」(ヨハネスブルグ・サミット)が開催されました。この会議は、アジェンダ21の実施状況、地球サミット以降に生じた新たな課題等を議論することが目的とされました。会議では、持続可能な開発を進めるための各国の指針となる「実施計画」が採択されるとともに、各国首脳の政治的な意思を示す政治宣言として「持続可能な開発に関するヨハネスブルグ宣言」が採択されました。この実施計画の中で、「持続可能な森林経営」の推進は、持続可能な開発の実現に向けた不可欠な目標として重要な位置づけにあることが再確認されました。 【第T章1(2)】 |
![]() ヨハネスブルグ・サミットの会議風景 |
アジア森林パートナーシップの取組事項
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