別紙

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平成18年度林業機械化推進シンポジウムの開催について
 テーマ 『低コスト林業の実践−高性能林業機械の活用と可能性−』
 趣 旨
 森林の多面的な機能発揮のための森林施業の推進や、需要に見合った木材の安定供給体制の整備が求められている中、素材生産の作業効率を向上させ、コスト削減を図ることが重要な課題となっている。
  このため、効率的な作業に欠かせない路網と機械を組み合わせた低コスト作業システムの導入・普及を促進し、生産性・収益性を向上させ、林業の活性化や多様で健全な森林整備の推進につなげていくことが必要である。
  そこで、今回のシンポジウムでは、生産基盤の整備として団地化や路網整備を推進しながら、現地の作業条件に即した作業システムを活用し、林業収益を確保しつつ、低コストで効率的な素材生産事業を実践している森林組合等林業事業体の活動事例を紹介するとともに、意見交換を行い、低コスト林業の普及に役立てるものとする。
 日 時 平成19年3月5日(月)14:00〜17:45 
 場 所 東京大学弥生講堂・一条ホール
 主 催 林野庁
 次 第
 (1)  林野庁長官挨拶 (14:00〜)
 (2)  講演 東京大学大学院農学生命科学研究科 教授 酒井 秀夫 氏
・ 演 題「低コスト林業と国産材時代の実現」(14:10〜15:10)
 (3)  事例発表(表題は仮)(15:30〜17:10)
@ グラップルとハーベスタによる低コスト作業システム
   野辺地林業有限会社(青森県) 専務取締役 熊沢 優樹 氏
A 機械力を活用した高性能間伐システム
   有限会社 佐川運送(茨城県) 石井 勇 氏
B 信州型搬出法を取り入れた低コスト林業の取り組み
   長野県林務部林業振興課 企画幹 藤本 浩二 氏
C 集約化による低コスト作業の実践
   京丹波森林組合(京都府) 主任 岡野 誠 氏
D 岡山県における林業機械化の現状
   岡山県林業試験場 研究員 黒瀬 勝雄 氏
 (4)  施策紹介(17:10〜17:40)
  低コスト作業システムの構築に向けた林野庁の取り組み
    林野庁研究・保全課 森林保全専門官 立岩 久松
 事例集の配布
 都道府県及び森林管理局より収集した事例を取りまとめた「林業機械化事例集」を配布する。