プレスリリース
平成18年8月 4日
林     野     庁



平成17年度松くい虫被害について



 平成17年度の全国の松くい虫被害量は、平成15年度以来3年連続で減少し、前年度と比較して約4万m減の約69万mとなっている。
 被害の発生地域は、前年度と同様、北海道、青森県を除く45都府県となっており、その内訳は別表のとおりである。
 全国的には、前年に引き続き被害量が減少したところであり、東北地方も含めて減少傾向が続いているが、長野県、島根県、鹿児島県等一部の地域において被害が増加している。
 これは、保全対象以外の松林での被害の増加や、高標高地域などこれまで被害が発生していなかった松林において新たな被害が発生したこと等によるものとみられる。
(別表)都府県別松くい虫被害量(被害材積)の推移
(参考)全国の松くい虫被害量(被害材積)の推移


問い合わせ先
 林野庁森林整備部研究・保全課
   森林保護対策室 保護指導班
 担当:飯田裕一、深澤智生
 代表:03-3502-8111(内線6344・6346)
 直通:03-3502-1063
 当資料のホームページ掲載先URL
 http://www.maff.go.jp/www/press/press.html

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