プレスリリース
平成18年11月20日
林      野     庁



第2回木材産業の体制整備及び木材市場の形成・拡大に向けた基本方針検討委員会の概要について


1.日時   平成18年11月15日(水)14:00〜17:00 
2.場所   農林水産省共用第16会議室
3.議事
(1)基本方針の論点整理
(2)意見交換
(3)その他
4.委員の主な発言内容
 国産材の製品について集成材なのか、乾燥ムク材なのかは単純には決められない。ハウスビルダーの性格、価格競争力、品質・性能の問題等もあり、どちらかという決め方はできない。
 内装材については、機械メーカーによってそれぞれ特徴のある加工をするため規格の統一が難しい。木取りを標準化し、規格を明確化することが重要である。
 原木市場は、本来、仕分け機能、金融機能など様々な機能を持っており、物流機能だけを担う原木市場はコスト高の要因となる。商流と物流を分けて必要な機能を発揮することが重要である。
 学校での木育が重要であり、引き続き木材加工の時間数を確保すべきである。また、大工の養成や地位の向上なども重要である。
 木づかい運動では、木材利用の意義をどのように理解してもらうかが難しいが、継続的に取り組むことが重要である。
 先進国である日本は、丸太より人工乾燥材や合板などの製品輸出を図るべきである。究極の製品輸出は、日本住宅の輸出である。
 企業、自治体等を巻き込んで、間伐材など国産材の紙の利用を促進する方策が必要である。柱の利用だけでなく木材利用をトータルで考えるべきであり、残材などを活用した木質バイオマスのビジネスも、しっかりとやるべきである。



検討委員会資料
議事次第[PDF:40.2KB]
資料一覧[PDF:42.0KB]
資料1(配置図)[PDF:75.0KB]
資料2(第1回検討委員会議事要旨)[PDF:138KB]
資料3(補足説明資料)[PDF:615KB]
資料4(基本方針の論点整理)[PDF:633KB]
 
参考資料1(木材産業及び木材利用の動向〔第1回検討委員会資料〕)[PDF:1.14MB]



(問い合わせ先)
林野庁林政部木材産業課企画班 井口(内6155)
       代表:03−3502−8111
       直通:03−3502−8062
       木材利用課総務班 金子(内6173)
       直通:03−3591−5794
  当資料のホームページ掲載先URL
 http://www.maff.go.jp/www/press/press.html

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