プレスリリース
平成17年8月4日
林     野    庁



平成16年の特用林産物の生産動向について


1.特用林産物について
 特用林産物とは、食用とされる「しいたけ」、「えのきたけ」、「ぶなしめじ」等のきのこ類、樹実類、山菜類等、非食用のうるし、木ろう等の伝統的工芸品原材料及び竹材、桐材、木炭等、森林原野を起源とする生産物のうち一般用材を除くものの総称である。
これらの生産は、農山村における地域資源を活用した産業の一つとして、地域経済の安定と就労の場の確保に大きな役割を果たしている。
2.生産動向について(PDF)
(1)特用林産物の大半を占めるきのこ類の生産量についてみると、生しいたけは平成15年に続きわずかながら増加。また、ひらたけは減少傾向になっている。他は概ね昨年並みとなっている。エリンギは1割増しとかなりの程度増加となっている。近年不作が続いていたまつたけは気象条件に恵まれ増加となった。
 なお、生しいたけの輸入量は、平成15年に比べて9パーセントの増加となった。
(2) きのこ類以外については、竹炭、竹酢液の生産量は減少している。
(3) 結果、特用林産物の総生産額は2,911億円で、前年(2,921億円)比99.6%となった。


※このプレスリリースは、平成18年6月1日に訂正しました。

問合せ先
林野庁林政部経営課特用林産対策室
担当:眞城、石井
TEL 03-3502-8111(代表)(内線6144、6143)
   03-3591-6318(直通)

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