プレスリリース
平成17年3月7日
林   野   庁

第3回農林水産省政策評価会林野庁専門部会の概要

1.日時:平成17年3月4日(金) 13:30〜15:30

2.場所:農林水産省第2特別会議室

3.議事概要
(1)政策評価の動向について
最近の政策評価の動向として、17年度の政策評価に当たっての実施方針について、事務局より報告。
(2)平成17年度事前評価について
林野公共事業等の新規採択の方法について、事務局より説明。
(3)平成16年度期中の評価及び完了後の評価について
平成16年度の補助事業の期中の評価及び完了後の評価の結果案について、事務局より説明。

 ○委員からの主な意見
[平成17年度事前評価について]
・ 多段階評価方式の名称について、段階的に何度も評価する意味の多段階との誤解を招かないように注釈をつけるなどの工夫をした方がよい。また、ランク付けの判定基準については、もう少し議論する必要がある。
・ 単年度の評価では、どうしても将来を見据えたロングスパンの評価を行うことはできないので、総合評価などもうまく組み合わせていくことが必要である。
・ 効果的な事業を実施するには、地元住民の理解を得ることが重要であり、そのことが、山や自然が自分たちの暮らしの中で役立っているのか、大事なのかを理解していくことにつながるものと考える。

[平成16年度期中の評価及び完了後の評価について]
・ 今後の資料の作成に当たっては、ただ単に事業名を列挙するのではなく、事業内容がわかる表を添付するなどの工夫をするとわかりやすくなると思う。
・ 治山事業の費用対効果分析結果を見ると9や10以上になっているものが見られるので、ただ、B/Cを示すのではなく、保全対象として人家が何戸あるかとか、国道があるとかが書かれていると非常にわかりやすいと思う。来年度の評価書においては、保全対象をしっかりと書くようにしてほしい。
・ 便益の内訳について、その他として一つに括られているものの中には、森林がもつ総合的な効果を理解してもらう上で重要なものも含まれている。そのため、複雑になるかもしれないが、来年度以降の評価書については、できるだけ明記するようにした方が良いと思う。

○専門部会としては、平成17年度事前評価の新規採択の方法について、また、補助事業の期中及び完了後の評価の結果案については、妥当である旨意見が集約された。
議事録[PDF]
資料一覧[PDF]
問い合わせ先
 林野庁企画課政策評価班
   担当者:春原、大島、内海
 電話 03−3502−8111(内線6096,6097)
 電話 03−3593−6115(直通)

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