平成16年9月15日
林 野 庁
「第1回林業普及指導運営方針の策定に関する懇談会」の概要について
1.日 時 平成16年9月10日(金) 15:00〜17:10
2.場 所 林野庁 林政部会議室
3.出席委員
金井久美子 特定非営利活動法人地球緑化センター事務局次長
木平 勇吉 日本大学生物資源科学部教授
白石 則彦 東京大学大学院農学生命科学研究科助教授
田中 惣次 全国林業研究グループ連絡協議会会長
滑志田 隆 林政ジャーナリストの会幹事
西場 信行 三重県林業技術普及協会会長
林 悦子 林業経営
宮城 道子 十文字学園女子大学人間生活学部助教授
山口 幸弘 全国林業試験研究機関協議会会長
(欠席・高野 弌夫 長野県林務技監兼林業振興課長)
4.議事概要
資料について事務局から説明を行い、その後、各委員から発言。主な意見は次のとおり。
○林業普及指導事業交付金を巡る外的環境が大きく変化する中で、今回の議論は現行の枠組みを前提としたものになるのではないか。
○林業普及指導員の任期をもっと長くできないか。ようやく現場でアドバイスしてもらえるようになったと思ったら、2〜3年で異動してしまうので改善できないか。
○現場の実態として、枝打ち等の施業技術を知っているだけでは役に立たない。行政を担いながら、保安林や金融等の制度的・法律的な知識を身につけているからこそ指導が出来る。
○一人の林業普及指導員に求められている内容がスペシャリスト、コーディネーターと多くなっており、人材の養成が必要ではないか。兼任の者がやるとすると地域に密着した普及指導活動が困難となってくるのではないか。
○改正案では、林家に対するきめ細かな指導という部分が少々見えづらい。
○林家や森林組合に対して、きめ細かな合理的な林業経営に関する指導が必要であることから、近代的な経営感覚を持ってもらうよう、経営指導を林業普及指導員がやるんだということを明記できないか。
○県では、森林組合への補助金の支出・監査に関する指導を林業普及指導職員がやっていることが多い。税務・労務等に関することは全て民間に任せることとしてしまうと今までやってきたような指導が出来なくなる。
・議事次第/資料一覧[PDF]
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普及教育班 辻、田中
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