平成16年8月31日
林 野 庁
平成16年度 林野公共事業の事業評価の結果について
林野公共事業においては、事業実施の効率性・透明性の確保を図るため、「行政機関が行う政策の評価に関する法律」、「農林水産省政策評価基本計画」、「農林水産省政策評価実施計画」に基づき、必要性、効率性、有効性の観点から事業評価を実施することとしています。
今回、事業採択後5年ごとを経過した時点で継続中である事業実施地区を対象として社会情勢の変化等を踏まえた期中の評価を実施しましたので、その概要をお知らせします。
評価は73地区を対象に第三者委員会の意見等を踏まえて行い、その結果は下記のとおり、55地区について継続、18地区について計画変更することとなりました。
事 業 名 | 期中の評価実施地区数 | 期 中 の 評 価 結 果 | |||
現計画の継続実施 | 事業計画の変更 | 休 止 | 中 止 | ||
国有林直轄治山事業 | 16 | 16 | 0 | 0 | 0 |
水源林造成事業 | 48 | 32 | 16 | 0 | 0 |
緑資源幹線林道事業 | 9 | 7 | 2 | 0 | 0 |
計 | 73 | 55 | 18 | 0 | 0 |
(注)計画変更の主な内容
水源林造成事業:
(1)雪害等によって広葉樹林化した一部の林分については侵入広葉樹の育成に重点をおいた施業に変更。
(2)生育が遅れている一部の林分については当分の間必要最小限の保育等にとどめる。
緑資源幹線林道事業:
既設の公道等を活用し延長を短縮する等により事業効果の早期発現及び自然環境への負荷の低減等を図る。
公共事業の事後評価書(国有林直轄治山事業等の期中の評価[PDF]
|