プレスリリース
平成16年7月12日
林    野    庁

第2回森林国営保険に関する検討会の概要について

1 日 時  平成16年7月8日(木)14:00〜16:00

2 場 所  林野庁 林政部会議室
3 内 容
(1)説明
   保険料等の見直し方向を説明

(2)主な意見
(保険料等について)
○地域の林業の実態としては、木材価格が下落しており、また、伐期は延長している。このような実態を標準金額に反映させるべき。
○標準金額は大きな被害が生じたときに財産を十分に守られるものとすべきである。
○現在の立木価格は、市場価格はあるが経費を差し引くとマイナスになることが多い。
○今回は、木材価格の下落に伴い標準金額を下げる方向になろうが、今後、木材価格が上昇すれば、これに合わせて標準金額も上げるべきである。
○標準金額の改正は、森林・林業の情勢に合わせて適時・適切に改正を実施すべきである。
○保険料率が低くなっても、保険の業務費が保険金として用いられることがないようにすべきである。
○保険料は、低くなればなるほどよいと思われるが、収支を考慮して保険設計すべきである。
○地域区分の改正においては、最新の事故率を十分に反映したものとしてほしい。
○標準金額や保険料率等の見直しについては、以上のような意見等を踏まえ、木材価格の下落や最新の事故率などに対応できる方向で検討を進めてほしい。
(その他森林国営保険全般について)
○大きな面積の森林を保険に掛けようとすれば、保険料が多額となり、支払えない。大きな面積の森林でも加入しやすい保険とはならないか。
○山林の固定資産税の支払いも苦労しているのに保険まで加入することは難しい。
○国営で保険を行う意味を反映させた制度とすべきである。
○森林国営保険は、森林を守るためにあるというものにすべきである。
問い合わせ先
林野庁森林整備部森林保全課
担当者 青柳 浩(内線6314)
      小林辰男(内線6315)
電話 03(3502)8111(代表)
    03(3501)3843(直通)

林野庁トップページへ