平成15年木材(用材)需給見通しの概要

1 需 要

 総需要量は、前年をやや下回る8,723万m程度(対前年比99.0%)になるものと見通される。
製材用及び合板用は、平成15年新設住宅着工戸数が、前年より減少すると見込まれることから、前年を下回るものと見通される。
 パルプ・チップ用は、紙・板紙生産量が前年より若干減少すると見込まれる ことや古紙利用率の上昇などから、前年を若干下回るものと見通される。
 その他用(集成材等)は、新設住宅着工戸数の減少が見込まれるものの、安定した品質の構造用集成材の需要が増加することが見込まれることなどから、前年をやや上回るものと見通される。

2 供 給

 国産材は1,597万m程度(対前年比99.2%)、輸入材は7,126万m程度(対前年比99.0%)になるものと見通される。
 輸入材の供給内訳では、丸太、合単版、チップ及びパルプは前年を下回り、製材品及びその他は前年を上回るものと見通される。

(別添)


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