平成15年1月30日
林   野   庁

第3回大規模林道事業の整備のあり方検討委員会の議事概要について

1 日  時 平成15年1月29日(水)13:30〜17:00

2 場  所 砂防会館「立山」

3 議  題

@ 林道の機能等について
A 建設予定区間の区間別指摘事項と現状等について
B 建設予定区間の状況について ほか

4 議事概要

 今回の委員会では、はじめに、小林委員から提出のあった林道の機能等に関する資料について、委員が説明を行いました。

 つぎに、第2回委員会において審議を行った北海道及び福島県内の5区間(注1)に関し、委員から指摘や質問のあった事項について、事務局から現状、対処方針等を説明しました。

(注1) 置戸・陸別、平取、様似、西会津及び昭和の各区間。

 つぎに、事務局から、20区間ある建設予定区間のうち、福島県内及び富山県内の4区間(注2)について、@区間の概要、A関連公共施設等の整備状況、B森林・林業情勢、農山村の状況及び社会経済情勢、C事業の必要性、事業コスト等について事務局から説明しました。

(注2) 会津若松・下郷、下郷U、大山U、大山・大沢野の各区間。 このほか、上市・立山区間についても資料を提出したが、審議時間の都合で説明は次回へ持越し。

 これに対し、委員から、
@ 会津若松・下郷区間及び大山・大沢野区間については、既設林道を活用することにより建設コストを低減することができるのではないか。
A 下郷U区間及び大山U区間については、天然林の占める割合が高く、林業面での効果は小さいのではないか。
B 路線完成時などに期待される時間短縮の効果や、関係する地元住民の人数を示してほしい。
C 県の路網計画等の中で、建設予定区間の位置付けは、どのようになっているのか。
D 県土の整備における位置づけも必要ではないか などの意見・質問がありました。

 今回は、事務局からの説明が中心となり、各区間とも第4回以降の委員会で引き続き検討することになりました。

 なお、残りの11区間については、第4回以降の委員会において事務局から順次説明することとしており、その終了後、地方自治体、地元受益者、自然保護団体等から意見聴取を行う予定です。    

問合せ先
林野庁森林整備部整備課 井上、洞下(ほらげ)
TEL 03-3502-8111(代表)内線6251、6254
  03-3581-1032(直通) 


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