平成14年 8 月29日
林 野 庁第1回大規模林道事業の整備のあり方検討委員会の議事概要について
8月28日に、第1回大規模林道事業の整備のあり方検討委員会が開催されましたのでお知らせします。
今回の委員会では事務局から、@今回の検討の枠組みと本委員会の位置づけ、A大規模林道事業の概要、効果、見直し状況等、B今回の特殊法人改革における主な議論、について説明し、質疑応答を行いました。
次に事務局から、@検討に関する基本的考え方、A評価項目の具体的検討の内容 について事務局から案を提示し、質疑応答を行いましたが、訂正を求める意見が出され、今回は了承に至らず、次回委員会で再度検討することになりました。
委員の主な発言等は下記のとおりです。
1 日 時 平成14年 8 月28日(水)10:30〜12:00
2 場 所 KKRホテル東京「朱鷺の間」
3 議 題 @ 今回の検討の枠組みと本委員会の位置づけ
A 検討に関する基本的考え方 ほか4 主な発言
○ 大規模林道には、林道網の形成、森林整備の推進、木材生産コストの縮減等の他にも意義があるのではないか。
○ 今後の検討に当たっては、関係道県など地元の意向を十分に聞くとともに、自然保護団体の意見も聞くべきである。
○ 都市住民は、国民の多数を占め、ある意味では彼らも受益者であり、今回の検討委員会を通じて森林管理の重要性を意識してもらうことが必要である。
○ 自然保護団体の意見を聞くことは必要だが、その場合、地元の意向に配慮する必要がある。
○ 大規模林道を建設することが国全体にどのような波及効果をもたらすのか示すべきである。そのことにより、一般的な理解が得られる。
○ 費用対効果や自然環境をめぐる状況に関するデータも整理した上で検討を行う必要がある。
問合せ先
林野庁森林整備部整備課 井上、洞下(ほらげ)
TEL 03-3502-8111(代表)内線6251、6254
03-3581-1032(直通)