平成14年8月7日
林 野 庁

第3回「木材利用及び木材産業に関する技術開発目標の策定のための検討会」の開催について
(議事概要)

1.日時:平成14年8月6日(水)15時00分〜18時00分

2.場所:林野庁 林政部会議室(農林水産省本館7F)

3.議題:(1)木材利用及び木材産業に関する技術開発目標(骨子案)

     (2)戦略的取組の検討例(素案)

4.主な発言内容

○基本計画の利用目標の達成と技術開発項目との関係を整理して検討すべき。
○各項目ごとのターゲットをさらに明確にした上、具体的な個々の項目について、技術開発の「緊急性」や「優先度」の観点からの重み付けについて、検討すべき。
○戦略的に取り組む課題としては、「スギ等の地域材の利用推進」や「木材工業の国際競争力の確立」が、まず挙げられるべき。
○地域材の需要を拡大するためには、大手ビルダーによる大量生産と住宅の多様化の両方に対応していく努力が必要。
○例えば、断熱性に優れ、室温の急激な変化を緩和する木製サッシの実用化は、住宅の内装への波及効果も大きい。このように個々の開発自体は小さくても、木材利用の波及効果の大きさを認識すべき。
○個々の機械、施設の高性能化だけでなく、加工ラインの設計のようなシステム全体の開発、改良の取組が重要。
○製材品の強度データベースの充実については、強度が高ければ良いとして選別だけに使われるのではなく、それぞれの強度に対応した使い方を示すことが重要。
○各章(項目)のたて方やその順番、ユーザーの視点からの再チェック、具体的開発項目の記述の精疎等、目標の内容や全体の構成の仕方について、工夫・検討すべき。
○全体の項目を総括する結論の章を追加して作成すべき。

参考:第1回・第2回 議事概要

           
(問い合わせ先)
 林野庁林政部木材課 
 代表:03-3502-8111(内線6163,6164)
 直通:03-3502-8062
 担当:佐藤、後藤、門田


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