平成14年6月7日
林 野 庁
1 日 時 平成14年6月6日(木) 13:30〜15:30
2 場 所 経済産業省別館 会議室
3 議 題 (1)平成13年度森林・林業白書に対する評価について
(2)平成14年度森林・林業白書の検討について
(3)今後、森林・林業・木材産業、山村に関して求められる施策について
(4)地球温暖化防止森林吸収源対策について4 概 要
○「平成13年度森林・林業白書に対する評価」や「平成14年度森林・林業白書の検討」等について論議、意見交換が行われた。
○委員からは、
・平成13年度白書は、事例・コラム等を活用してわかりやすくなっているが、専門家にチェックしてもらうなど、更にわかりやすいものとする必要があるのではないか。
・ダイジェスト版や子ども向けの白書のようなものを作成するなど広報面に力を入れる必要があるのではないか。
・木材産業の現状を十分に分析し、今後の方向性を見いだしてもらいたい。
・温暖化に対する森林吸収源対策については重要な視点であり、明解にする必要があるのではないか。
・事例の紹介は、結果の記述だけでなく、過程や背景を記述するようにしてはどうか。現場の生の声も記述してはどうか。
・今年は、地球環境をテーマにヨハネスブルグ・サミットが開催されるため、それにふさわしい白書にしてはどうか。
・林業だけで日本の森林を守っていくことは無理。多面的機能の発揮には、国民参加を前面に出していく必要があるのではないか。
・「木使い文化100年」を宣言し、今年は、その「元年」として国産材を使う運動を展開する必要があるのではないか。等の意見があった。
○このほか、論理の展開や記述の工夫等についての提案等が出され、これらの意見を参考にしつつ、林野庁において平成14年度の森林・林業白書の構成や記述内容について検討を進めてほしい旨、議論が集約された。
問い合わせ先
林野庁企画課 上・武部
電話(代)03-3502-8111 (内6084,6086)
(直)03-3501-3817