(参 考)

林業労働災害防止機械・器具等開発改良事業

1 趣旨

森林の多様な機能を将来にわたって持続的に発揮させるためには、森林整備を担う林業就業者を確保・育成して行くことが重要であるが、林業における労働災害の発生頻度は、依然として他産業に比べて著しく高い実態にあり、林業就業者の安全を確保するための労働災害防止機械・器具等の開発・改良を推進し、これを普及することが喫緊の課題である。このため、新技術や新素材を取り入れるなどにより、使い易くより有効な林業の労働災害防止機械・器具等の公募による開発・改良を実施し、林業における労働災害の防止に資する。

2 事業内容

労働安全器具メーカー、林業機械メーカー等からの林業労働災害防止機械・器具等の開発改良課題の公募、開発改良の実施。

<課題例> @軽量で作業がしやすい防護服の開発・改良
      A蜂刺され災害防止のための用具等の開発・改良
      B林業安全靴の改良(滑り止め機能強化型安全靴)
      C音声操作による林業機器の制御装置の開発・改良
      Dキックバック防止装置付き刈払機等刈払機の開発・改良
      E小型軽量な「かかり木」処理具の開発・改良
      F近接作業を防止するための全方位近接作業警報器の開発・改良

3 委 託 先   林業・木材製造業労働災害防止協会

4 平成14年度予算額   56,000千円     

(担当:林野庁経営課)


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