G8バンフ環境大臣会合の結果概要

平成14年4月
農 林 水 産 省

4月12日(金)から14日(日)までの3日間、カナダのバンフでG8環境大臣会合が開催され(我が国からは大木環境大臣が出席)、14日(日)に「持続可能な開発に関する世界サミットに向けたバンフ閣僚宣言」が採択、公表されたところ、その概要は次のとおり。

1 参加国

日本、米国、露、仏、英国、独、伊、加、EU

2 主要テーマ

(1)環境と開発
(2)環境と健康
(3)国内的・国際的な環境ガバナンス

3 閣僚宣言における農林水産省関係部分の概要

[気候変動]

○ 環境に関する多国間の条約や議定書の早期発効、履行が確保されるよう、あらゆる努力をしていることに言及。
○ 温室効果ガス排出の削減の必要性に言及し、国連気候変動枠組条約の下での約束の履行やその究極の目的の達成  に向け、率先して力強い行動をとることを決意。

[森林管理・違法伐採]

○ 違法伐採及び関連する貿易に対処するための取組を含め、森林の保護及び持続可能な経営の促進を継続すること  に対して関心が払われるべきことに言及。
○ 生物多様性条約第6回締約国会議において、この分野で建設的な前進がみられることを期待。


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