平成14年11月15日
林    野    庁

第1回これからの「森林の守り手」の姿を描く検討会の概要について

1 日 時   平成14年11月8日(金)13:30 〜 16:00

2 場 所   農林水産省 共用第12号会議室(本館6階)

3 内 容

(1) 説明

林業就業者の現状と課題等を説明

(2) 主な意見

○森林の担い手の姿を考えるには、若い人たちが何を考えているか、どうやって森林と関わりを持ちたいと思っているか、何をやりたいかなどを知ったうえで担い手の将来像を考えることが大切。

○総合的な技術・技能を持った専門家である林業就業者が、将来は独立起業化するとあるが、どのような事業を目指すのか。根本的には林業そのものをを強くしていく必要がある。

○今の若い人たちは黙々と働くのでは満足せず、経営センスまで含めた事務も、森林作業もある程度できなければ満足しない。

○これからの森林施業は、広葉樹の取扱ひとつにしても、様々なケースがあり、今までの人工林施業のように解答が1つとは限らないから非常に難しくなる。
 作業員から森林施業技術をもった技術者になることが必要であるが、森林の見方、取扱方法などを具体的に示さなければならない。

○林業就業を考える若い人たちに将来の姿を示し、そのような人になれるんだと示すべき。

○森林・林業に係る資格などは、インストラクター、林業技士、林業架線技士などいろいろなものがあるが、作業技能などは入り口の資格がほとんどである。
 技能評価は必要と思うが、どのように評価するか難しいので、2,3年検討して、本当にいいものを作ることが必要。

お問合せ先
 林野庁林政部経営課 林業労働対策室
            中澤・金井
 TEL(代表)03-3502-8111(内線6129)
    (直通)03-3501-1629 


INDEX