平成１４年１１月５日
林　 　　野　 　　庁

１．「アジア森林パートナーシップ（ＡＦＰ）第１回実施促進会合」は、１１月１１日（月）、東京（三田共用会議所）において、わが国政府（外務省、林野庁）インドネシア政府、国際林業研究センター（ＣＩＦＯＲ）及びザ・ネイチャー・コンサーバンシー（ＴＮＣ）との共催で開催する。

２．この会議には、ＡＳＥＡＮ（東南アジア諸国連合）、Ｇ８（主要８ヵ国）をはじめとする関係国政府及び国連、ＩＴＴＯ（国際熱帯木材機関）等の国際機関のほか、わが国内外のＮＧＯ（非政府組織）、研究機関、産業界から森林分野の関係者が参加する。なお、我が国政府からは、土屋品子外務大臣政務官、西村六善外務省地球環境問題担当大使、松本有幸林野庁次長および外務省、林野庁等の関係者が出席する予定である。

３．この会議では、ＷＳＳＤにおいていわゆるタイプ２プロジェクトとして発足した「アジア森林パートナーシップ（ＡＦＰ）」の下で、同ＡＦＰの主目的のうち、国際的に関心の高い「違法伐採の抑制」、「森林火災の抑制」及び「荒廃地の復旧と再植林」に資する各パートナーの具体的取組・貢献策、等につき意見交換を行い、アジアにおける持続可能な森林経営の促進のための行動につき議論を行う予定である。

（参考）

「アジア森林パートナーシップ（ＡＦＰ）」は、アジアの持続可能な森林経営の促進を目的として、アジア諸国（主にＡＳＥＡＮ）、Ｇ８等のドナー（援助）国や国際機関およびＮＧＯ等が、違法伐採対策、森林火災予防、荒廃地の復旧（植林）等の活動を通じて協力していくためのパートナーシップであり、本年８月に南アフリカのヨハネスブルグにおいて開催されたＷＳＳＤ（持続可能な開発に関する世界首脳会議）のタイプ２プロジェクトとして正式に発足した。本件会合は、同ＡＦＰ発足後、第１回目の会合である。

問い合わせ先：林野庁計画課海外林業協力室　今泉、増山 　　　　　　　TEL 03-3591-8449（直通）、03-3502-8111（内線6212、6213)