平成14年10月29日
林 野 庁
1 日 時 平成14年10月28日(月) 14:00〜16:30
2 場 所 経済産業省別館 会議室
3 議 題 「平成14年度 森林及び林業の動向に関する年次報告(第1部森林及び林業の動向)」の検討について
4 概 要
○「平成14年度 森林及び林業の動向に関する年次報告(第1部森林及び林業の動向)」の構成と内容(案)及び主要記述事項(案)等について論議が行われた。
○世界の森林の動向とこれを踏まえた我が国の国際貢献のあり方、国内の森林整備の方向を特集のテーマとして取り上げる方向で、全体の構成、論理展開、記述事項について以 下の意見を勘案しつつ林野庁において検討を進めてほしい旨議論が集約された。
○委員からは、
・世界の森林との関係で日本の森林を考える場合、世界の森林の動向の中で日本の森林・林業をどう考えるのか、日本の森林・林業から見て世界の森林がどう関係しているのか、どちらに力点を置くのかをよく検討する必要があるのではないか
・海外では木が伐られすぎている一方、伐られないために疲弊している日本の森林を対比して記述する必要があるのではないか。また、そのような日本の森林の現状を踏まえ、どのようにすれば木材が利用されるのか記述する必要があるのではないか
・日本の国民生活の中に、世界の木材がどう関係しているのかというような国民が興味をもてる身近な題材から取り上げることが必要ではないか
・事例の分析に止まらず、もっと政策提案にまで踏み込んで記述する必要があるのではないか
・山村の厳しい実態について、国民に実感が伝わるようより具体的なことを記述する必要があるのではないか
・森林のもつ二酸化炭素の吸収・固定源、水源かん養、生物多様性、環境教育の場の提供といった環境の側面を記述する必要があるのではないか等の意見があった。○このほか、具体的に盛り込む事項についての提案等が多く出された。
問い合わせ先
林野庁企画課 上・武部
電話(代)03-3502-8111 (内6084,6086)
(直)03-3593-6115