平成１４年１０月２８日
林　　　　野　　　　庁

１．日時：平成１４年１０月２５日（金）１３時３０分〜１６時３０分

２．場所：林野庁　林政部会議室（農林水産省本館７Ｆ)

３．議題：「木材利用及び木材産業に関する技術開発目標」の案について

４．内容

　検討会における主な意見は、以下のとおりである。意見に係る修正を加え、最終とりまとめ後、林野庁として後日公表する。
○現地事情は異なるものの、北欧では加工機械をシフト制により止めずに稼働させ､　減価償却費を下げる取組。我が国でもこのような取組と、関連する技術開発も検討すべき。
○住宅分野における技術開発に加え、非住宅分野の取組も重要。公共施設に加え、レストラン等の商業施設の木造化のために必要な技術開発にも取り組むべき。
○バイオマスエネルギー利用推進の盛んな欧州でも、最近では、木質バイオマスの資源量や原料の輸入、輸送コスト等の経済性が問題化。我が国での主体的なデータの蓄積・評価等を通じ、日本型の木質バイオマス利用技術を開発すべき。
○地域材の利用を地域振興の観点から捉え、地域の既存技術を集積しシルバー人材の活用等と組み合わせ、木質資源の地域循環利用モデルのためのシステムづくりも必要。
○例えば木製サッシ等、木材の利用拡大の突破口になりうる分野の技術開発を重点的に進めるべき。
○都道府県の試験研究機関、大学等学術機関との連携を一層強化すべき。

[参考] 　

（問い合わせ先） 　林野庁林政部木材課　 　代表：03-3502-8111（内線6163,6164） 　直通：03-3502-8062 　担当：佐藤、後藤、門田