平成14年10月18日
林 野 庁

第2回大規模林道事業の整備のあり方検討委員会の議事概要について

1 日  時 平成14年10月17日(木)13:30〜17:00

2 場  所 ホテルルポール麹町「サファイアの間」

3 議  題

@ 検討に関する基本的考え方、評価項目の具体的検討の内容について
A 建設予定区間の状況について
B 林内路網整備の必要性と大規模林道の位置付けについて ほか

4 議事概要

 今回の委員会では、はじめに、検討に関する基本的考え方及び検討の具体的内容について、事務局から前回の議論を踏まえた修正案を示し、更に修正を加えた上で了承されました。
 つぎに、20区間ある建設予定区間のうち、北海道及び福島県内の5区間(注)について、@区間の概要、A関連公共施設等の整備状況、B森林・林業情勢、農山村の状況及び社会経済情勢、C事業の必要性、事業コスト等について事務局から説明しました。
 これに対し、委員から、
@ 様似区間については、開設単価が相対的に高いので、比較ルートを設定してコスト比較を行い、現行計画が最適かどうか検証を試みるべきではないか。
A 西会津区間については、開設による時間短縮効果を示すべきではないか。
B 完成後、冬期間の除雪を行う予定はあるのか
などの意見・質問がありました。
 今回は、事務局からの説明が中心となり、各区間とも第3回以降の委員会で引き続き検討することになりました。
(注)置戸・陸別、平取、様似、西会津及び昭和の各区間。
 つぎに、林内路網整備の必要性と大規模林道の位置付けについて、事務局から前回の議論を踏まえ修正を加えた資料を説明し、質疑応答を行いました。
 これに対し、委員から、
@ 大規模林道という名称は、見直すべきではないか。
A 大規模林道は、広域にわたる地域においてスピーディな輸送に対応するために必要であるということを強調すべきではないか。
B 林道の必要性が伝わっていないので、多くの人に分かってもらうことが必要ではないか。
などの意見があり、内容については更に見直していくことになりました。
 なお、残りの15区間については、第3回以降の委員会において事務局から順次説明することとしており、その終了後、地方自治体、地元受益者、自然保護団体等から意見聴取を行うことになりました。    

問合せ先
林野庁森林整備部整備課 井上、洞下(ほらげ)
TEL 03-3502-8111(代表)内線6251、6254
  03-3581-1032(直通)


INDEX