「間伐・間伐材利用コンクール」受賞者の概要

 

1 部 門

2 賞

3 受賞者



4 概 要










 

「間伐による森づくり」部門

林野庁長官賞

最上広域森林組合(山形県最上郡真室川町大字新町字下荒川270-1)
電話:0233-62-2102  FAX:0233-62-2953
HPアドレス:http://shinjo.dewa.or.jp/morikumi/

 効率的な利用間伐を推進するため、森林所有者との合意形成の
もと、小規模分散的な団地化を図り間伐を推進している。間伐の
方法は、優勢木と劣性木を強度に間伐し、平均径級を多く残す「最
上型間伐(伐採率30%)」を実施している。         
 簡易作業路や山元土場等を整備し、経営基盤の強化を図りながら、高齢級林分の列状間伐と葉付き乾燥材を生産している。中間収入が期待できることから、一層の間伐推進と葉付き乾燥材の生産、長伐期施業を展開する所有者が増加している。
 葉付き乾燥材の生産 H10年度: 0m3   →H12年度:110m3
 
長伐期施業の実施  H10年度:40ha   →H12年度:55ha  
 また、組合独自にインターネットホームページを開設し、間伐材利用によるクリーンステーション等の販売を実施している。 
                       


一1回目の間伐が終わり、陽光が差し込み下草の繁る林分


整備された作業道
 


「間伐・間伐材利用コンクール」受賞者の概要

 

1 部 門

2 賞

3 受賞者


4 概 要






 

「間伐による森づくり」部門

間伐推進中央協議会会長賞

浮羽森林組合(福岡県浮羽郡浮羽町大字朝田381-5)
電話:09437-7-2158 FAX:09437-7-6017

 緊急間伐事業推進のため、組合広報誌による事業内容の周知徹底、GISを活用した説明による所有者の意向調査等により、所有者の同意を得て団地化を推進している。
 森林整備の基盤となる林道整備に積極的に取り組むとともに(林道密度:42m/ha)、6団地(760ha)の緊急間伐団地を設定し計画的な森林整備に取り組んでいる。
 GISを利用した間伐実施の取組は先駆的事例で関係者の注目を集めており、現地視察等の問い合わせも増加している。
 また、「筑後川の森を育てる実行委員会」を後援して、「親子林業体験ツアー」等を実施し、森林整備の重要性をPRする活動にも取り組んでいる。
 
                     



整備された林道等を使って効率的に実施される間伐作業


「間伐・間伐材利用コンクール」受賞者の概要

 

1 部 門

2 賞

3 受賞者


4 概 要




 

「間伐による森づくり」部門

全国森林組合連合会会長賞

田爪 弥栄(宮崎県児湯郡西米良村大字横野16-8)
電話・FAX:0983-36-1961

 森林整備を進めるに当たっては、長伐期施業や広葉樹造林等に取り組むとともに、地域の基幹作物であるシイタケとの複合経営に取り組んでいる。
 長年にわたり、林業研究グループの役員や県指導林家(普及協力指導員)として地域林業の指導的役割を果たしている。小学生や高校生を対象に、森林・林業教育、実践的林業経営の指導を行っており、技術や経営指導、後継者育成にも尽力している。
 また、早くから取り組んでいる列状間伐は、林業関係広報誌等で紹介されたことから、県内でも列状間伐を実践する所有者が出てくるなど先駆者として活動している。
           



整備された林分


高校生を対象とした森林・林業教室