W 担い手の確保・育成と山村の活性化

 林業就業者の確保・育成及び定着の促進を図るため、「緑の雇用」対策等の推進や、就業者の受入先となる森林組合等を育成するとともに、U・Iターン者を含めた林業就業者等の山村への定着を図るための受入体制の整備等を行うことにより、森林整備の一層の推進と山村の活性化に寄与。
平成18年度概算決定額(平成17年度予算額)
(単位:百万円)
1.「緑の雇用」対策等による担い手の確保・育成
6,700(0)
(強い林業・木材産業づくり交付金)
 森林整備を担う新規林業就業者の確保・育成のため、森林の保全・整備に意欲を有する若者等を対象に、林業就業に必要な技術に関する研修を行うとともに、併せて、かかり木処理等により高度な技術に関する研修を実施。また、林業就業者の定着を促進するため、リーダーとなる林業就業者の養成、林業労働災害防止のためのセミナー等を実施。


2.森林組合等との育成による地域の森林の適切な管理・経営の推進
49(0)
 地域の林業生産活動を活性化するため、森林組合系統による指導を通じて森林所有者の施業意欲の向上を図るとともに、森林の施業や経営の集約化を図る取組を総合的に支援。


2.都市等の連携や地域資源の活用による山村の活性化
(1)山村力(やまちから)の誘発による強い山村づくり
125(0)
 地域の力で持続的に森林整備を行い得る山村づくりのため、山村と都市が連携した交流活動、販売拡大、地域の自然資源を活用したエネルギー・物質循環システムの構築、定住者の受入体制の整備等に関する意欲的で先導的な地域の取組を国が直接公募・支援し、モデルを構築。


(2)森業(もりぎょう)・山業(やまぎょう)の創出による所得機会の確保
135(150)
 森林資源を活用した新たな産業(森業(もりぎょう)・山業(やまぎょう))の創出により所得機会を確保するため、アイディアコンペによるビジネスプランの選定、実証的事業運営等を実施するとともに、関連事業を活用して起業フィールドや施設の整備を実施。

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