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更新日:2015年6月15日

九州森林管理局 企画調整課

林業遺産「飫肥林業を代表する弁甲材生産の歴史」

このたび2014年度選定の林業遺産として全国から4件が選ばれ、「飫肥林業を代表する弁甲材生産の歴史」が九州で初めて認定・登録されました。
 ①江戸期に成立した飫肥林業を代表する疎植林の景観が維持された「三ツ岩 林木遺伝資源保存林」、「川越本店所有林」
 ②弁甲材を輸送するために開削された「堀川運河」
 ③弁甲材生産の特徴である、はつり作業等に使用された道具類
 ④飫肥林業の発展を示す山林台帳、契約書類、写真、映画「飫肥杉の一生」 等の資料群
これら全体が「飫肥林業を代表する弁甲材生産の歴史」として認定されました。
 宮崎南部森林管理署の 「三ツ岩林木遺伝資源保存林」については、古い年代のオビスギの造林地で、昭和16年に学術参考保護林に指定され、現在はスギと常緑広葉樹の複層林として学術的にも貴重なものとなっています

○「林業遺産」について

 一般社団法人日本森林学会が、学会100周年を契機として、日本各地の林業発展の歴史を将来にわたって記憶・記録していくための試みとして、2013年度から開始した事業で、林業発展の歴史を示す景観、施設、跡地等、土地に結びついたものを中心に、体系的な技術、特徴的な道具類、古文書等の資料群を「林業遺産」として認定するもの。


三ツ岩

 

 

 

 

 

*詳細につきましては宮崎南部森林管理署のホームページ(こちらをクリック)をご覧ください。

 

 

お問い合わせ先

総務企画部企画調整課
担当者:企画調整課長補佐
代表:096-328-3500(内線0465)
ダイヤルイン:096-328-3641
FAX:096-328-3643

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