大阪市立山之内小学校で出前授業を実施
9月13日(金曜日)、大阪市立山之内小学校の6年生96人を対象に、「人工林と天然林」、「治山」の二つのテーマで出前授業を実施しました。はじめに、人工林と天然林に抱くイメージや人工林の分布・林齢に偏りがあることについて生徒に考えてもらいました。そのうえで、日本の人工林の歴史に触れ、間伐などの手入れが重要であることを学んでもらいました。
次に、近年豪雨による災害が増えていることを踏まえ、森林が持つ防災機能を維持増進するための治山事業について説明し、普段はあまり身近にみられない災害復旧について学んでもらいました。
生徒の皆さんからは、「手入れがされていないと、木の根が出てきてしまう」など人工林の手入れの重要性を掘り下げた発言や、「災害が起こると、森林内の生物の棲み家もなくなってしまう」といった森林の生物多様性の保全機能について注目した発言があり、森林について自分なりに理解し、学びを深めている様子が印象的でした。

(森林教室の様子)
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