作成日:令和2年10月13日
担当:森林整備部技術普及課
令和2年度 技術力維持・向上対策研修(実践研修)近畿中国ブロック
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令和2年度の近畿中国ブロック実践研修は、「一斉人工造林地における地位区分に応じた森林施業」をテーマに3日間の日程で開催しました。
期 間 :令和2年9月8日(火曜日)~9月10日(木曜日)
会 場 :新見商工会館 会議室(岡山県新見市)
古谷国有林527林班(岡山県新見市)
受 講 生 :府県職員(5名)、近畿中国森林管理局職員(2名)、民間事業体職員(1名)
研修内容:1日目
【講義】
1) 今後の森林づくりの考え方について
2) 多様な森林づくりの構想について
【グループ演習】
現地検討前のうちあわせ、机上調査
2日目
【現地検討】
1) 一斉人工造林地における今後の森林施業(地位等の森林の状況の調査)
2) 天然力を活用した森林づくり(天然生広葉樹の活用事例の調査)
【グループ演習】
現地検討結果を踏まえて、「一斉人工造林地における今後の森林施業」をテーマとして、目標林型等について検討し、発表をとりまとめ
3日目
【グループ演習】
「一斉人工造林地における今後の森林施業」をテーマに発表・意見交換
概要:
【1日目】 開講式の後、受講生の緊張を解くためのアイスブレイクや研修の趣旨・内容のガイダンス等を行いました。
その後、「今後の森林づくりの考え方について」(近畿中国森林管理局計画課)と「多様な森林づくりの構想について」(森林総合研究所)の2つの講義を行いました。
残りの時間は、3班に分かれて、翌日の現地検討に向け、調査方針を含む机上調査を実施しました。
外部講師による講義 |
2日目に備えて机上調査 |
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【2日目】
朝から古谷国有林での現地検討に出発。午前中は、40haの一斉人工造林地について地位等に応じて今後の森林施業を検討することを目的に、グループ単位での踏査を行いました。午後は、天然更新した広葉樹を活用することで植栽本数を低減している林分を踏査しました。
その後、森林技術・支援センターに戻り、グループごとに「一斉人工造林地における今後の森林施業」をテーマとして討議を行い、翌日の発表のとりまとめを行いました。
地位等の林況を踏査 |
グループ毎に熱く討論 |
【3日目】
最終日は、各班から「一斉人工造林地における今後の森林施業」について発表を行い、講師も含め参加者間で意見交換を行いました。講師等による講評を行い、3日間の研修を終了しました。また、本研修は、毎日の検温、移動バスの座席間隔の確保等の新型コロナウィルス感染予防対策を行いながら実施しました。
発表前の模擬練習 |
グループ演習:発表 |
受講生からは、「森づくりの提案では、現地踏査や情報収集が重要である事を学んだ」、「広葉樹林化の奥深さについて考える機会になった」、「班員と一緒に森づくりを考えるのは有意義だった」、「今後の業務に活かしていきたい」等の感想が聞かれました。
お問合せ先
森林整備部技術普及課
担当者:企画官(民有林連携)
代表者:06-6881-3500(内線3524)
ダイヤルイン:050-3160-6786