ホーム > 報道・広報 > 報道発表資料 > 産官学共催セミナー 「国産早生樹林業によって何ができるのか」の開催
平成28年8月30日
林野庁近畿中国森林管理局
(公社)日本木材加工技術協会
関西支部早生植林材研究会
産官学共催セミナー
国産早生樹林業によって何ができるのか
1 趣 旨
我が国における森林は、戦後造成されてきた人工林が資源的に充実し利用できる段階に到達してきています。一方で 林業には長い資本回収期間(50年以上)が必要であり、長期の材価低迷等によって森林所有者の経営意欲が減退しています。併せて、国産材供給量は、近年増大してきている ものの、依然として木材需要の7割 は外材が占め ているのが現状です。この外材を国産材に置き換えていくことやCLTや木質バイオマス等の新たな需要を開発していくこと、経営意欲を再沸させることは林業の成長産業化などを図るうえで必要になってきます。
このような状況下、早生樹は従来の造林樹種(スギ・ヒノキ)より成長が早く、高収益(短い資本回収期間、高単価)で、植栽した本人により伐採・資本回収が可能となり経営意欲が増すことに加えて、木材加工業や木質製品製造企業のニーズに対応した新たな原木生産に向けた収益性の高い短伐期林業を創出できる可能性もあり、国産材の需要拡大も期待されます。
今年度は国内の様々な地域で行われている早生樹植林や活用方法について深く議論し、更なる関心の醸成を図る目的でセミナーを開催します。
2 共 催:京都府立大学生命環境学部森林科学科、京都大学大学院農学研究科森林科学専攻、(公社)日本木材加工技術協会九州支部
3 日 時:平成28年9月16日(金曜日)13時00分~
4 会 場:近畿中国森林管理局4階大会議室
〒530-0042大阪市北区天満橋1丁目8番75号
※ 会場内には駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用ください。
5 定 員:100名(一般公募)
6 参加費:無料(情報交換会を除く)
7 詳 細:申込方法などは、別紙資料のとおり。
<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
森林整備部技術普及課
担当者:中村、德田、西田
代表:050-3160-6700(内線3482)
ダイヤルイン:050-3160-6751
FAX:06-6881-2055
(公社)日本木材加工技術協会関西支部事務局
(日本ノボパン工業株式会社内)
TEL 072-221-2122
FAX 072-221-4430