ホーム > 政策情報 > 事業概要 > 国有林てなんですか?
我が国には2,515万haの森林があり、国土面積の67%を占めています。このうち、国が所有し、管理経営している森林を国有林と言い、その面積は765万haで、国土面積の20%です。
国有林は、明治維新の際に藩有林、社寺有林、所有が明確でない森林を継承して成立しました。それ以降、国有林として維持する必要のない森林は「売り払い」、民有林の中の重要な保安林は「買い入れ」を行ってきました。現在の765万haは、このような経過を経て、国が管理経営を行っているものです。
林野庁では、近畿中国森林管理局を含む7森林管理局を全国に設置し、国有林を管理経営しています。
近畿中国森林管理局は、近畿・中国地方、北陸の一部の2府12県を管轄区域とし、国有林31万ha、官行造林地3.1万haを管理経営しています。管内の国有林については、全国の国有林と比較して次の特色があります。