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更新日:00年00月00日
担当:発表元部局名
7月24日、奈良森林管理事務所管内野迫川村の桧股国有林において、奈良県との共催により「林業専用道現地検討会」が開催され、県内の民有林での路網開設推進のため、県や各市町村の土木担当者など専門的な実務を担当する職員36名が参加しました。
検討会のフィールドとなった桧股国有林は、民国連携事業として、森林共同施業団地に設定しており、民有林と国有林が連携して林業専用道を幹線林道に接続させることにより、施業の共同化や効率化を推進することとしており、奈良森林管理事務所が県内初の林業専用道として開設しています。
現地では当所の仲保総括治山技術官より路線選定の考え方や、工種の選定理由など専門的な説明がされた後、参加者からは、県内南部の山間部は紀伊半島特有の急峻な地形や降雨量が多いなど、林業専用道開設には困難な条件があり、いかに壊れない道を作設し、効率的な森林整備を図ることができるかと言った観点から熱心な質問が出されました。
午後からの意見交換会では、林業専用道の開設に係ることのほか、森林共同施業団地の設定に関する質問や、今後の事業計画、施業の共同化などに関する質問が出るなど、森林・林業の活性化に向け、活発な意見交換が行われました。
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県内の市町村から参集した担当職員 |
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仲保総括治山技術官の説明を受ける参加者 |
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奈良森林管理事務所
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