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更新日:2013年7月5日

衣笠山国有林で教職員を対象に森林教室を開催

  平成25年6月27日(木曜日)、衣笠山国有林において京都市立金閣小学校の教職員を対象とした「森林教室」が開催されました。当日は、協力ボランティアとして京都森林インストラクター会から4名、箕面森林ふれあい推進センターから瀧岡自然再生指導官、当所から安部総括森林整備官・大槻地域技術官がスタッフとして参加しました。

 金閣小学校は、昨年8月に行われた「学校林・遊々の森」全国子どもサミットに参加されており、また平成24年度の文科省スーパーエコスクール実証事業の指定も受けており、環境教育に力を入れておられます。今回の森林教室は、そういった学校の環境教育を進めていくうえでの教職員の研修として実施されました。

 開会にあたり、京都森林インストラクター会の篠部会長より挨拶、京都森林インストラクター会概要の説明を受け、3班に分かれて衣笠山山麓を歩くコースで出発しました。途中、葉の形や樹形、キノコなど、森林インストラクターの話を興味深く聞き、ヒノキの人工林では、安部総括森林整備官から国有林や森林利用の現状、シカ害等について説明しました。

 学校に戻ってから、全体で振り返り及び質疑応答が行われ、参加した教職員からは、「野外活動クラブを作ったので、この経験を子どもたちとの活動に活かしたい。」「初めて衣笠山に行ったのですが、こんなに身近なところにこのような森林があるという驚きとともに、暑い日でも木があることによって涼しさを感じることが出来、自然の大切さを改めて感じました。」との感想とともに、カシノナガキクイムシ駆除、有害動物についての質問がありました。

 最後に、瀧岡自然再生指導官から「森林、水、CO2など地球規模の環境問題、身近なだけに見過ごされている日本の森林と動植物の働きについて、金閣小学校が森林教室を通して学んだことを、子どもたちが家族や友達などまわりの人たちに伝えていってくれるといいですね。」との閉会の挨拶で終了しました。

 

 インストラクターの指導のもと林内でシイの実を探す様子 森林と動植物の働きについて説明

 インストラクターの指導のもとシイの実を探す様子

 森林と動植物の働きについて説明する様子

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