ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 京都大阪森林管理事務所 > 遊々の森「きぬかけの森」において金閣小5年生が「衣笠山の森と人とのつながりⅡ」を学ぶ


ここから本文です。

更新日:2012年3月13日

遊々の森「きぬかけの森」において金閣小5年生が「衣笠山の森と人とのつながりⅡ」を学ぶ

   3月12日(月曜日)、衣笠山国有林「きぬかけの森」において、京都森林インストラクター会(7名)の主催により、金閣小学校5年生(3クラス108名)を対象とする森林教室が開催されました。今回は、これまでの3年間で学んできたことのおさらいと「森と人とのつながり」について掘り下げて学習するために行われたものです。当所からは、髙山流域管理調整官と此村上賀茂森林官の2名が協力に当たりました。
   当日は、金閣小学校の視聴覚教室(金閣シアター)において、篠部森林インストラクター会長から開会の挨拶を述べた後、森林インストラクターの磯野氏からスタッフ紹介及び「衣笠山の森と人とのつながりⅡ」について、パワーポイントを使って児童に解りやすく説明が行われました。



篠部会長挨拶

開会の挨拶する篠部会長


   約30分の説明終了後、3月には珍しく雪の舞う中、予定してたコースを短縮して、各クラス毎に2名の森林インストラクターが引率し、衣笠山国有林に移動しました。森林内では、森林インストラクターから、シイ林(明るさ、林床の様子、極相林)、手入れの行き届かない人工林(ヒノキ林の様子)、コナラ林(明るさ、ナラ枯れ、利用方法)、マツ林(マツ枯れ)、記念植樹箇所(防鹿柵設置)などについて説明するとともに、125年生のヒノキ人工林では、此村上賀茂森林官、ヒノキ人工林の育て方などについて、できるだけ児童たちにわかりやすく説明し、約2時間森林散策しながら学習しました。

 

シイ林接名 コナラ林説明

森林インストラクターによるシイ林の説明

森林インストラクターによるコナラ林の説明

ヒノキ林説明 QAndA

125年生のヒノキ人工林内において、育て方を説明する此村森林官

児童の質問に答える此村森林官

 


視聴覚教室(金閣シアター)に戻ってからは、質問時間を設け、「シカはどのようにして木をかじるのですか」など様々な質問に答えるとともに、児童たちの感想を聞くことができました。
才本森林インストラクターがふりかえりのとまとめを述べた後、高山流域管理調整から、「今日の出来事や感じたことをおうちに帰ってお父さんの母さんに是非話して下さい。また、山や森林に興味を持って下さい。」と閉会の挨拶を述べて終了しました。 

防鹿柵

まとめ

遊々の森協定10周年記念植樹箇所における防鹿柵

振り返りの取りまとめを行う才本森林インストラクター

 

  


お問い合わせ先

京都大阪森林管理事務所 
ダイヤルイン:075-414-9822
FAX:075-432-2375

森林管理局の案内

リンク集