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更新日:2012年2月29日

「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」が第22回例会を開催

     2月16日(木曜日)に、箕面市上下水道庁舎会議室において、「明治の森箕面自然休養林管理運営協議会」の第22回例会が開催されました。
   今回の例会では、「箕面におけるナラ枯れ対策」、「清水谷におけるシカ害対策」、「自然休養林の活用方法」、「生物多様性の確保」、各団体からの報告として「緊急連絡ポント表示看板の設置状況」などについて審議及び報告を行いました。当日は、箕面国有林で活動する市民団体から11名の委員及び関係行政機関から4名の行政関係委員、傍聴参加2名が参加しました。当所からは、髙山流域管理調整官、今井業務調整官、岡本森林官の3名、箕面自然環境保全ふれあいセンターからは、清水所長、國永自然再生指導官が出席しました。

   まず最初に、鎌谷協議会代表より、当会の活動が概ね順調に進んでいることに対しての、お礼の挨拶がありました。
次に、高島事務局長から、「箕面におけるナラ枯れの状況」について、各森林所有者である各行政機関からの対策状況が求められました。大阪府、箕面市、国有林の担当者からそれぞれ状況報告が行われました。また、箕面市がナラ枯れの先端地区であることから、穿入生存木の対処方法についても議論が行われ、某メーカーが新開発した品物を周囲健全木の予防も含めて試験的に取り組むことが確認され、予算支出についても承認されました。今後は、日程調整を行い、4月から5月の間で協議会として取り組むこととなります。
自然休養林の活用方法については、箕面ビジターセンターのソフト運営事業をNPO箕面山麓保全委員会が受託しており、来場者への広報活動として、各団体の取組状況を掲示板に載せたいと考えいるので情報提供が欲しいとの要請がだされました。また、森林セラピーについては、これまでの取組状況について、担当の中瀬重幸氏から報告が行われました。
   生物多様性の確保については、ワーキンググループを開催し、検討を深めることにしました。
   次年度の例会開催のスケジュールについては、今年度と同じペースの7回開催されることが確認されました。
   各団体からの活動報告では、箕面里山工房が取り組んできたベンチ等の整備については、1月末で全て設置が完了したの報告がありました。箕面里山プラットホームが設置してきた『森の案内板」については、概ね順調に進捗しているとの報告がありました。清水谷をまもる会からは、2月14日に予定していた清水谷の防鹿柵については、雨天により中止し、次回は2月28日に実施することが確認されました。
  当所からは、高山流域間調整より、東屋新設、エコトイレ外壁等再塗装、防火貯水槽撤去の各工事について、進捗状況や今後の予定を報告しました。
  箕面自然環境保全ふれあいセンターからは、清水所長より、オオクワガタの棲める森づくりの植樹行事を3月7日に開催するので、ご協力をお願いするとの要請が行われました。
  神山北部農と緑事務所緑地整備課長からは、自然研究路の改修工事について進捗状況が報告されました。

  次回会合は、平成24年4月12日(木曜日)に開催される予定です。

 

 

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例会の様子

 

 

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