更新日：2011年12月21日

JICA研修生（12月8日「インド」、12月9日「中国」）が来所

    京都大阪森林管理事務所においては、12月8日及び9日の両日、JICA研修生を受け入れました。

    8日は、インド森林環境省国有林管理部局のKunalsatyarthi氏を受け入れ、(ア)嵐山国有林における森林施業とそれをスムーズに実施するための地元調整、(イ)植生回復を阻んでいるシカ等の獣害対策等をポイントに、嵐山国有林の現地においてレクチャー及び意見交換を行いました。

 

＊林相改善事業及びシカ食害地の植生回復事業施工箇所の現況等について説明

 

＊世界文化遺産「天龍寺」の借景として重要な位置づけとなる嵐山国有林管理の重要性について説明

 

    また、9日には、中華人民共和国国家林業局対外プロジェクトセンター副主任劉氏ほか地方省の幹部級7名が来所し、(ア)京都三山における景観保全に考慮した森林施業、(イ)松喰い虫、ナラ枯れ等病虫害対策、(ウ)京都伝統文化の森推進協議会を通じた地元調整等の現状と課題について、高台寺山国有林（清水寺裏山）において、説明及び意見交換を行いました。

 

 

＊京都伝統文化の森推進協議会と共同で行っている林相改善事業の現状と課題について説明

 

＊右端が劉副主任、左端は黄農学博士