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更新日:2011年11月7日

JICA研修「持続可能な森林経営の実施手段の強化」の研修生が来所

    11月2日(水曜日)に、JICAによる集団研修「持続可能な森林経営の実施手段の強化」の一環として、ブルキナファソ、カンボジア、中国、エクアドル、ガーナ、インド、パプアニューギニア、マケドニアの研修生計12名が当所を来訪しました。同研修は、持続可能な森林経営を実践するためのプログラム策定とその実施強化を図るため、基準・指標に基づく森林資源のモニタリングの実施及び参加型手法に基づいた国家的森林プログラムの策定及び提案書作成に係る知識及び技術を習得させることを目的とされています。
    当日は、まず、所内にて、外山所長より、国有林の成立や当所の概要、最近の主要取組などについて説明を行いました(※説明資料(PDF:1,335KB))。 

 所長

          外山所長により京都所大阪所の概要を説明

 

    その後、バスにて、鞍馬山国有林に移動しました。現地では、外山所長の案内により、「京都古事の森(複層林施業)」、防鹿柵の設置状況などを1時間半ほどかけて、視察して頂きました(※説明資料(PDF:1,149KB))。

  古事の森 古事の森2

                    「古事の道」の取組について説明                                  「京都古事の森」のシカ食害防止対策等について説明    

     
    午後からは、高台寺山国有林の東山山頂公園に移動して、カシノナガキクイムシ被害対策や「世界文化遺産貢献の森林」としての森林施業、「京都伝統文化の森推進協議会」による取組、檜皮採取デモ箇所などについて紹介しながら清水寺まで歩きました。研修生からは、カシノナガキクイムシ防除による薬剤が生態系へ与える影響などについて、かなり熱心な質問がありました(※説明資料(PDF:279KB))。

 展望台

          高台寺山展望台から京都市内を望む


    研修生には、京都の国有林が、伝統文化及び観光と密接に結びついていることを実地で学んで頂きました。京都の国有林で学んだことを自国での森林の管理・経営に役立てて頂くことを期待したいと思います。

 高台寺 高台寺2

                                                                           高台寺山国有林の概要説明

お問い合わせ先

京都大阪森林管理事務所 
ダイヤルイン:075-414-9822
FAX:075-432-2375

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