ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 京都大阪森林管理事務所 > 国際森林年記念「落第忍者乱太郎『京都の森を守ろう』ウオーク」を開催しました。
更新日:2011年8月1日
京都三山でも、カシノナガキクイムシ(カシナガ)が媒介するナラ菌により、ナラ類、シイ、カシ類などが集団で枯れる「ナラ枯れ」の被害が広まっています。
平成23年7月23日(土曜日)、京都東山周辺及び高台寺山国有林において、国際森林年記念「落第忍者乱太郎『京都の森を守ろう』ウオーク」を開催しました。
このウオークは、森の中でスタンプラリーや、自然を使ったゲームを楽しみながら、こどもたちにもこの森の現状を知ってもらおうと、京都大阪森林管理事務所、朝日新聞社、京都伝統文化の森推進協議会、京都森林インストラクター会等と協力して開催しました。
当所からは、外山所長、片山上席調整官、髙山流域管理調整官、今井業務調整官、大槻経理主幹、八田東山森林官がスタッフとして参加しました。
当日は、天候にも恵まれ、親子294人の方に参加いただきました。「じっくりコース(約4.5km)」と「おてがるコース(約3.0km)」に分かれて、京都森林インストラクター会等の説明を聞きながら、知恩院三門から高台寺山国有林を散策し、清水寺まで、歩いていただきました。(コースはパンフ参照(JPG:69KB))
参加者は、コース上に設定したスタンプラリーやネイチャーゲームを満喫し、額に汗をかきながらも笑顔でゴールしていました。
ゴールとなった清水寺では、まず、大西清水寺執事長からこどもたちに京都東山の状況や森を守ることの大切さについて説明があり、次いで、京都インストラクターによるウオークのおさらいを行った後、スタンプラリーの抽選会を行い、参加者の大きな拍手と笑顔で終了しました。
心配していた熱中症やけが人もなく、無事、終了しました。ご協力いただきました皆様方ありがとうございました。
スタート地点(知恩院三門前)に集合した参加者
知恩院三門で京都インストラクター会から京都の歴史を聞く参加者
高台寺山国有林入り口(後ろには知恩院大鐘楼) コジイの巨木を眺める参加者
カシノナガキクイムシ被害木の伐倒くん蒸処理箇所で説明を受ける参加者達
東山山頂公園から見た京都市街
コースの中間地点にナラ枯れ木の伐採ポイントを設置して、今井業務調整官による伐採の説明の後、参加者に木が伐採される様を見ていただきました。
参加者は木が倒される迫力にびっくりしていました。
1箇所目:東山山頂公園 2箇所目:伐採ポイント 3箇所目:清水寺ゴール地点
森の大切さを説明する大西清水寺執事長 ウオークのおさらいをする京都インストラクター会篠部会長
京都大阪森林管理事務所
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