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更新日:2011年6月20日

「オオクワガタの棲める森づくり」植樹箇所でカラスザンショウの抜き取り作業を実施

    6月9日(木曜日)に、箕面国有林において、箕面森林環境保全ふれあいセンター及び当所の主催により「オオクワガタの棲める森づくり」植樹箇所におけるカラスザンショウの抜き取り作業を行いました。明治の森箕面自然休養林管理運営協議会から28名の協力得ることが出来ました。職員は8名がスタッフとして参加しました。

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                        抜き取り作業に参加いただいた皆さん


    ここは去年、「オオクワガタの棲める森づくり」を目的として箕面市内の小学生や幼稚園児、周辺住民の方々の参加を得てクヌギやコナラの苗木を、スギ、ヒノキの伐採跡地に植栽して頂いた箇所です。木を伐って日当たりがよくなったため、土中でじっと仮眠(埋土種子)していたカラスザンショウが今年に入り大量に生えてきました。このまま放置すれば、植樹木の成長の邪魔となること、また去年出来てない残りの植栽箇所を今秋に幼稚園児や小学生に植樹をしてもらう予定なので、その時にカラスザンショウの棘で怪我をする恐れがあることから抜き取り作業を行うことにしました。


    鎌谷計三同協議会代表より、協議会の皆さん方の協力に感謝申し上げます、目的以外のカラスザンショウが多量に生えてきており、その抜き取りが必要です、熱中症や怪我をしないよう取り組んでいただきたい旨の挨拶がありました。続いて同ふれあいセンター清水所長より、作業の手順等の説明を行い作業箇所へ移動しました。

カラスザンショ撤去1ラスザンショ撤去2

                                                                                 カラスザンショ等の抜き取り作業を行う参加者


    カラスザンショウは切っても萌芽することから、根っこから抜き取る作業を約4時間かけて行いました。カラスザンショウの棘はとても鋭く、抜き取るのはとても大変でした。カラスザンショウだけでなくアカメガシワも、植栽木の生育に支障をきたしてしまうので抜き取りました。当日は暑い中の作業でしたが、参加者は一生懸命抜き取り作業を行い、予定していた箇所を完了することが出来ました。


    最後に片山上席調整官より、ご協力頂いた明治の森箕面自然休養林管理運営協議会関係者の方々にお礼を述べて無事終了しました。

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