ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 京都大阪森林管理事務所 > JICA研修「インド森林官研修センター研修実施能力向上研修」の研修生が来所
更新日:2011年5月31日
5月27日(金曜日)に、JICAによる国別研修「インド森林官研修センター研修実施能力向上研修」の一環として、研修生1名が嵐山国有林(京都市西京区)を来訪しました。
当日は、外山所長より、国有林の成立や当所の概要、嵐山国有林における風致に配慮した主要取組などについて説明を行いました(※説明資料(PDF:2,672KB))。
嵐山の概要を説明する外山所長
その後、天竜寺に移動して、庭園の借景としても重要な位置づけにある嵐山国有林を理解していただくため、曹源池庭園から嵐山国有林の状況を外山所長及び高山流域管理調整官の案内により、見学して頂きました。次に嵐山国有林の林内に入り、風致に配慮した森林施業・治山工事、地域との連携などの取組について視察をして頂きました。林内では、シカの生息状況(密度)や植栽樹種、植生による保全効果、獣害対策などについて、熱心な質問がありました。
天竜寺から望む嵐山国有林
嵐山の取組について説明
研修生には、嵐山国有林での取組から学び取ったことを、自国での森林の管理・経営に役立てて頂くことを期待したいと思います。