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更新日:2011年3月3日

『自然配植技術等に関する勉強会』を開催しました

    平成23年3月1日に嵐山国有林において、森林再生支援センター常務理事の高田研一氏、京都府立大学大学院生命環境科学研究科砂防学研究室助教の三好岩生氏を講師に迎え、自然配植技術等に関する勉強会を実施しました。
    自然配植とは、自然が持つ豊かで多様な力をうまく活かしながら緑を創造し、育てていく技術のことで、本勉強会は現在、嵐山国有林において施工している山腹工事にあたり、植栽樹種や配植について、立地条件や景観等を考慮して植栽を計画する必要があるため、高田氏と三好氏からそれぞれ技術指導を受けました。本勉強会は請負者を対象にしていましたが、専門家による技術指導という貴重な場でもあるため、当所からも外山所長はじめ10名の職員が参加しました。高田氏からは「植栽にあたっては森林の立地条件をよく把握すること。人間側の都合だけではなく、自然側の都合も考えること。」三好氏からは「土には残積土と崩積土など性質の異なるものがある。樹種によって適している土壌も異なるので注意すること。」などの指導を受けました。また、高田氏指導のもと、実際に竹串を植栽木に見立てて植栽箇所の選定も行いました。
    当日はあいにくの雨模様でしたが、技術力を高めるいい勉強会となりました。今後も職員一人一人の技術力の向上に努めていきたいと考えています。

 

高田指導1 三好指導

嵐山の地形・堆積区分について説明する高田理事

嵐山の地質について説明する三好助教

   
職員  

自然配植技術指導を基に植栽箇所を決定する職員

 

 

 

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