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更新日:2011年2月21日

遊々の森「きぬかけの森」で巣箱はずしを体験 

    2月18日(金曜日)に、衣笠山国有林「きぬかけの森」において、京都森林インストラクター会(5名)の指導により、金閣小学校4年生を対象とする森林体験学習が開催されました。今回の体験学習では、昨年3月に取り付けた巣箱の取りはずし作業を行いました。当所からは、片山上席調整官と坪倉上賀茂森林官の2名が協力に当たりました。
    当日は、まず、金閣小学校の体育館において、片山上席調整官より開会の挨拶を述べた後、京都森林インストラクター会の講師から『巣箱の結果報告・野鳥の役割』、『衣笠山の野生動物』、『衣笠山の人と森との関わり』などについて説明が行われました。

 

開会挨拶 インストラクター説明

開会の挨拶の様子

森林インストラクターの説明を聞く様子

 

    当日は、衣笠山山頂までの森林散策を予定していましたが、前日の雨の影響で、山裾に広がるヒノキ林、コナラの森、シイの森の散策となりました。まず、坪倉上賀茂森林官からのヒノキ人工林に関する説明を皮切りに、各講師によるコナラの森やシイの森の特徴について説明を聞きながら林内を散策しました。

 

ヒノキ人工林 シイの森

ヒノキ人工林に関する説明をする坪倉上賀茂森林官

シイの森を散策

木楢の森  

コナラの森を散策

 

 

    巣箱の取りはずしでは、班毎に、一年前に設置した巣箱をはずして、学校に持ち帰りました。巣箱には、蜂の巣、鳥のフン、クモ類が入っているものもあり、ふたを開ける度に児童達の歓声が森の中に響いていました。

 

巣箱外し ヤモリ

巣箱の取りはずしの様子

巣箱に入っていたヤモリ

 

    金閣小学校内の金閣シアターに戻り、児童達から「ヤモリのしっぽは、なぜ切れても動いているの?」など多くの質問を受けた後、京都森林インストラクター会からまとめの言葉があり、半日の体験学習を終了しました。

 
※衣笠山国有林は、京都大阪森林管理事務所と金閣小学校が森林環境教育活動への利用を目的として協定を締結した「遊々の森」で、京都森林インストラクター会に活動の指導が委嘱されています

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