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2011年2月1日

平成23年1月11日 林野庁長官賞(優秀賞)の授与式を実施

-国有林野事業業務研究発表会森林ふれあい部門で受賞-

 

    平成22年11月17日、林野庁で開催された「国有林野事業業務研究発表会」において、当所から出席した白木造林担当主幹と特定非営利法人大文字保存会の長谷川さんが共同で、「銀閣寺山国有林におけるマツ林再生の取組」と題する研究成果の発表を行い森林ふれあい部門で優秀賞を受賞しました。

    表彰状の到着を待ち、平成23年1月11日(月曜日)、当所所長室において、林野庁長官賞(優秀賞)の授与式を行いました。長谷川さん、白木造林担当主幹とも、満面の笑顔で賞状を受け取っていただきました。

表彰  表彰式

                     賞状を受け取る白木主幹                                         左から  長谷川氏、外山所長、白木主幹                    

 

    この発表は、平成21年度に近畿中国森林管理局で開催された「森林・林業交流研究発表会」において、前任の城尾造林担当主幹が、特定非営利法人大文字保存会の長谷川さんと共同で発表を行い、『林木育種センター関西育種場長賞』を受賞した課題で、これに平成22年度の取組を加えて後任の白木造林担当主幹が発表したものです。

    当所では、今回の研究成果を踏まえて、引き続き、特定非営利法人大文字保存会等と連携しつつ、銀閣寺山国有林におけるマツ林再生の取組を更に強化する考えです。

 

 

-発表の要旨は下記のとおりです。-


   大文字保存会の共有林に隣接する銀閣寺山国有林は、マツクイムシ被害によりマツ林が著しく減少しつつあることから、地元関係者と連携してマツ林再生に向けて様々な取組を実施してきました。
(1) 「五山の送り火」の一つである「大文字送り火」へのアカマツ伐倒処理木の提供
(2) 大文字保存会と連携した除伐、地掻きの実施
(3) 地元企業のボランティアや地元中学生の協力による除伐、地掻き、マツの植樹
(4) マツクイムシ被害の拡大を抑制するための伐倒駆除等
    このようなマツ林再生に向けた取組は、伝統行事である「大文字送り火」にとって重要なマツ林を守るとともに、送り火に必要な資材を提供するなど、伝統文化の継承に貢献することができました。また、これらの取組は、様々な関係者にマツ林再生の重要性を理解していただく貴重な機会となりました。

 

平成22年度「国有林野事業業務研究発表会」の概要は、こちら
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kouhou/kouhousitu/jouhoushi/pdf/rinya_2010-12_p14-17.pdf

 

平成21年度 「森林・林業交流研究発表会」の概要は、こちら
http://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/katudo_hokoku/20091118jusho/20091118jusho.html

 

お問い合わせ先

京都大阪森林管理事務所 
ダイヤルイン:075-414-9822
FAX:075-432-2375

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