ホーム > 森林管理局の案内 > 森林管理署等の概要 > 京都大阪森林管理事務所 > 2010衣笠山森林教室を実施


ここから本文です。

更新日:2010年12月03日

2010衣笠山森林教室を実施

平成22年11月19日(金曜日)秋晴れの中、京都森林インストラクター会の主催により、衣笠山国有林において、金閣小学校の3年生(3クラス100名)及びにじの子学級(16名)の児童を対象とした「2010衣笠山森林教室」が開催されました。この衣笠山国有林は、当所と金閣小学校の間で協定を締結した「遊々の森」となっています。(※)                                                                                                                             

当日は、京都森林インストラクター会から11名、学校から8名、引率保護者14名、当所からも3名の職員がスタッフとして参加しました。

開会式では、髙山流域管理調整官より、「今日の訪れる衣笠山国有林をきっかけに森林に、森林に興味を持っていただきたい。」との挨拶を行いました。次に、磯野森林インストラクターより、今日の注意事項と目的を説明した後、10班に分かれて衣笠山一周コースに出発しました。

 

takayamaaisatu

髙山流域管理調整官による挨拶

 

今日の課題等は、(ア)森林の観察:インストラクターの説明を集中して聞く。(イ)実体視鏡・双眼顕微鏡での観察:金閣小学校周辺の立体写真、木の年輪の拡大を見る。(ウ)どんぐりのキーホルダー作成:山で各人一個だけ気に入ったものを拾う。(エ)落ち葉のパウチ:秋色に染まったさまざまな色や種類の葉っぱを見つけて拾う。の4項目で行いました。

児童たちは、森林インストラクターによる樹木やキノコなどに関する説明を熱心に聞いていました。衣笠山山頂(標高201m)では、坪倉上賀茂森林官より国有林の仕事や境界標識について説明を行いました。また、来年2月頃に行う予定の巣箱掛けの説明では、どんな鳥が卵を産み雛を育てるのか待ち遠しい様で、目を輝かせて聞いていました。

 

setumei1 setumei2

森林インストラクターによる樹木の説明

(みんな上を見て!)

森林インストラクターによる葉っぱの特徴説明

(左手に注目!)

tubokurasetumei  

坪倉森林官による国有林の概要説明

 

 


学校に戻ってからは、児童たちが楽しみにしてた、落ち葉のパウチとどんぐりのキーホルダー工作を行いました。
林内で、どんぐりや落ち葉を拾うことの出来なかった児童もいましたが、京都森林インストラクター会や当所職員の事前準備により、対応することが出来ました。児童たちは、時間いっぱいまで熱心に、作品作りに取り組んでいました。出来上がった作品を手にして満足そうな児童達の姿を見て、スタッフ一同は達成感を得ることが出来ました。

 

kousaku2

どの葉を使おうかな!

 

※「遊々の森」とは、
学校等と国有林が協定を締結することにより、学校教育の中で、国有林を様々な自然体験や森林学習を行うフィールドとして継続的に利用できる制度です。
当所と金閣小学校は、平成15年に衣笠山国有林を対象に「遊々の森」協定を結び、継続して活動を支援しています。

 

お問い合わせ先

京都大阪森林管理事務所 
ダイヤルイン:075-414-9822
FAX:075-432-2375

森林管理局の案内

リンク集