ホーム > JICA研修「ブルキナファソ国苗木生産支援プロジェクト」の研修生が来所


ここから本文です。

更新日:2010年11月12日

JICA研修「ブルキナファソ国苗木生産支援プロジェクト」の研修生が来所

    11月2日(火曜日)に、JICAによる国別研修「苗木生産支援プロジェクト」の一環として、ブルキナファソの研修生2名が当所を来訪しました。同研修は、日本における苗木生産技術等を習得させることを目的とされています。
    当日は、まず、所内にて、外山所長より、国有林の成立や当所の概要、最近の主要取組などについて説明を行いました(※説明資料(PDF:1,555KB))。

 

概要説明

 外山所長により京都大阪所の概要を説明

    その後、車にて、高台寺山国有林の東山山頂公園に移動しました。現地では、外山所長の案内により、高台寺山国有林を1時間半ほどかけて、林内の視察をして頂きました。林内では、カシノナガキクイムシ被害対策、「世界文化遺産貢献の森林」としての森林施業、「京都伝統文化の森推進協議会」による林相転換試験などについて紹介を行いました。国有林を下り終えた後、清水寺境内の「清水の舞台」から高台寺山国有林を見て頂き、世界文化遺産の背景林としての重要性を理解して頂きました。研修生からは、カシノナガキクイムシの防除方法、「京都伝統文化の森推進協議会」の組織形態などについて、熱心な質問がありました。

 

カシナガ対策 集合写真

 カシノナガキクイムシの防除方法について説明

 参加者による集合写真


    午後は、箕面国有林(大阪府箕面市)に移動して、レクリエーションの森「明治の森箕面自然休養林」の「勝尾寺園地」や平成22年度から箕面自然環境保全ふれあいセンターと共同で取り組んでいる「オオクワガタの棲める森づくり」のクヌギやコナラの落葉広葉樹植栽箇所を視察して頂きました。研修生からは、シカの頭数管理方法や同自然休養林内におけるスギ・ヒノキ人工林の伐採方法などについて熱心な質問がありました。

 

箕面

 明治の森箕面自然休養林での取組について説明


    研修生には、京都及び大阪の国有林が、日本の伝統文化及び観光(レクリエーション)と密接に結びついていることを実地で学んで頂きました。国有林で学んだことを自国での森林の管理・経営に役立てて頂くことを期待したいと思います。

お問い合わせ先

京都大阪森林管理事務所 
ダイヤルイン:075-414-9822
FAX:075-432-2375

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

森林管理局の案内

リンク集